ミルグレイン ( ミル打ち )

ミルグレインとは、粒を作るタガネを用いてリングのエッジやラインの部分などに、無数の地金の粒(マテリアル)を連続して打刻していく装飾技法のことです。



豪華な印象と存在感



19世紀末イギリスのエドワード朝、フランスンのベルエボック時代(芸術が栄えた時代)アールデコ初期のジュエリーに多く施された伝統技法です。繊細で精度の高いミルグレインは丸い地金の粒が光の反射によって、無数のダイヤモンドが輝いてるような豪華な印象と存在感を感じさせてくれます。
ミルグレインを打つことによって縁の部分が強調され、全体的に引き締まった印象も与えてくれます。


ミルグレインの意味として「千(ミル)の粒(グレイン)」千=永遠・沢山・子宝・長寿などがあり、とても縁起が良く重厚感もあるので、結婚指輪のデザインに取り入れられる事も多い技法です。



ミルグレインの結婚指輪コレクション