「シンプルながら、何かアクセントあるものがいい。」
「長くつけるからこそシンプルで、
つけ心地がいいものがいい。」
少し緊張しながらも、
今思い描いているイメージを
話してくださいました。
シンプルながらもアクセントを
男性が選ばれたのは《トレモロ》。
平打ちリングの角をなめらかに削った
鎬(しのぎ)という断面の形状で、
指にやさしくなじむデザインです。
ワンポイントとして《アニス》の彫り模様を加え、
シンプルな面とワンポイントの面で使い分けができる
遊び心あるデザインとなりましたね。
繊細な中にもこだわりを
女性が選ばれたのは《カンタービレ》。
細身なフォルムにくびれがあることや、
ダイヤモンドの繊細な輝きがお気に入りでしたね。
お二人だけのお揃い
男性がお好きだったサファイア。
サファイの宝石言葉は「慈愛」「誠実」「真実」「徳望」。
深みのある青色は揺るぎない心の象徴だとされ、
誠実で一途な愛などの意味があります。
男性は内側に、
女性はダイヤモンドの代わりに1pcをあしらい、
お二人だけにわかる特別な指輪に仕上がりました。
ご納品から約半年が経ちましたが、
お揃いの指輪はお手元に馴染んできた頃でしょうか。
またお二人にお会いできる日を楽しみにしていますね。
末永いお幸せをアトリエよりお祈りしております。
つくり手 松永