見た目だけじゃない！指輪のフォルムの違いを解説
形状(フォルム)の選択は、結婚指輪・婚約指輪選びの重要なデザイン要素であり、特に “ツイスト” と “ウェーブ” は人気があります。基本のストレートフォルムも加え、それぞれの特徴と魅力を詳しく解説しますので、指輪選びに役立ててください。
［BASIC］ストレートフォルムの指輪の特徴
【形状】真一文字の、まっすぐ一直線のフォルム。
【特徴】スタンダードで、似合わない方がいないフォルム。どこを取っても同じ形状のため、指の関節が張っていて着けた指輪がクルクル回りやすい方は、正面のズレを気にせず身に着けやすいというメリットもあります。
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［ARRANGE：1］ツイスト(ひねり・ねじれ)フォルムの指輪の特徴
【形状】地金自体にねじりを加えて、立体的なツイストを与えたデザイン。一見するとストレートなシルエットのものも、奥行きのある3Dの造形美が楽しめる。
【特徴】ツイストした部分は、他の部分よりも幅が細くなるため、指輪自体に強弱があり、指が美しく見える効果がある。
また、ツイスト部分から指の肉が逃げやすい構造のため、むくみが気になる方や、指の形が先端〜付け根に向かって太くなるタイプの方の指を、すっきり見せてくれます。
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［ARRANGE：2］カーブ＆ウェーブフォルムの指輪の特徴
【形状】指輪全体の造形に、波形のような曲線のたわみを持たせたデザイン。
【特徴】ウェーブの指輪は、曲線が指元の印象を柔らかく優しく見せてくれることから、女性向きと思われがちながら、ストレートフォルムの指輪よりも視覚的に馴染みやすく、指や関節の太さを強調しない効果も期待できる。また、指の付け根に高低差がある方は、指の根本にフィットして着け心地よく感じられる場合もあります。
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カーブの形状にも種類があり、それぞれ印象や着用時の効果に違いがある。代表的なバリエーションは下記の通りです。
S字カーブ・ウェーブ
【形状】トップがアルファベットのS字のような形。小指側から中指側へ右上がりにカーブがかけられている。
【特徴】流れのあるフォルムが、指を美しく見せる効果あり。カーブに合わせてダイヤモンドや宝石をグラデーションで合わせることで、どんな指の形でも美しく見せることができる万能なフォルム。
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U字カーブ・ウェーブ
【形状】リングトップにアルファベットのU字のような、丸みを帯びたたわみを持たせた形。
【特徴】指の第二関節から根元までの長さを、より長く見せる指長効果がある。また、センターにボリュームのある一粒石タイプのエンゲージリングとの重ね着けもしやすい形状。シンメトリーに仕上げることができるため、さりげないデザインを好まれる方にもおすすめ。
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V字カーブ・ウェーブ
【形状】トップがアルファベットのV字のように、先端がシャープになるよう直線に近いたわみを持たせた形。
【特徴】S字・U字よりも高い指長効果が期待できる。シルエットが強調されるため、好みが分かれやすい。細いリング幅ほど繊細な印象を与える。
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ギメルリング
【形状】一見するとひとつの指輪ながら、知恵の輪のように指輪が連なり重なり合ってできている。
【特徴】ギメルの語源は、ラテン語で双子を意味する「gemini」と言われ、ギメルリング(Gimmel Ring)は15〜17世紀にかけて中世ヨーロッパの結婚指輪として作られたと言われる。抱き合うようにリングとリングがひとつになる様子から、“離れることのないふたり” や “命の結合” を象徴するとされ、輪が重なる面には誓いのメッセージが彫られていたと言われる。
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ツイストとウェーブに迷ったときの選び方のポイントは？
同じ曲線の要素を持つツイストとウェーブですが、指に着けたときの印象や立体感の表れ方がそれぞれ異なります。
《指輪選びのヒント》
・手の形や指の長さとの相性
・パートナーの好み
・好みのデザインテイスト＆イメージ
・重ね着けする他の指輪との相性
・コーディネートする服装の好み
・飽きずに着けられるかどうか
結婚指輪・婚約指輪は、一生ものの特別な指輪です。デザイン選びでお困りのときは、指輪そのものだけでなく、ご自身やパートナーに似合うか、永く愛用できるかどうか総合的に判断して見てください。
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