2023.02.28 Shinjuku

はじめは好みがわからなくても試着を通して見つけた二人だけの結婚指輪

試着で見つけた“好み”を指輪という形に

指輪の形とつや消しのテクスチャが印象的な、

結婚指輪を制作しました。

・カーブのライン

・つや消しの質感

・内側と外側で揃えたダイヤモンド

 

好きをたくさん詰めこんだ結婚指輪は、

まさに“お二人だけの夫婦の印”です。

はじめてでも好きが見つかる指輪選び

お二人は記念すべき指輪選びの1店舗目に、

ith新宿アトリエへご来店くださいました。

 

はじめての指輪選びに緊張されていたお二人も

さまざまなデザインを試着していくことで、

「これいいね。」「この雰囲気が好きかも!」と

すこしづつ笑顔が増えていきましたね。

最初に好きだと気づいた指輪は、

Vivace《ヴィバーチェ》S字カーブです。

 

右上がりのS字カーブが、

指に沿って着けやすいと気に入ってくださいました。

Vivace《ヴィバーチェ》S字カーブだけではなく、

指輪の切り返しも魅力的なデザインです。

 

表と裏の2面作ることで、

好きなテクスチャを取り入れることができます。

ithオリジナルのテクスチャ《メーゼ》

お二人の指輪には、

《メーゼ》というithオリジナルのつや消しを

取り入れることにしました。

職人が手書きで線を入れていく《メーゼ》の輝きは、

まるで夜道を優しく照らす月明かりのよう。

 

その昔、夏目漱石が“I love you”を、

“月が綺麗ですね”と訳したお話はご存知でしょうか。

 

夏目漱石は、向かい合って伝えることだけじゃなく、

二人で同じ方向を向き合えることが愛だと、

月を使って表現したそうです。

はじめはお好みが定かではなかったお二人が、

試着を通して「これいいよね。」と通じ合ったとき、

まさにその通りだなと感じました。

石留めもそれぞれの好みに合わせて

お二人のご入籍月は4月。

4月の誕生石ダイヤモンドです。

 

女性は、指輪の正面にダイヤモンドを9石留め、

男性は、指輪の内側にダイヤモンドを1石留めています。

並びあう指輪をみていると、

お二人の絆を感じることができます。

経年変化も愛しい結婚指輪

「これから、大事にしていきます。」

 

ご納品のとき、嬉しそうにお話ししてくださったお言葉が、

今も心に残っています。

お二人だけの夫婦の印に、

これからは経年変化という時間の証を

たくさん刻んでいってくださいね。

 

またクリーニングなどで、

お会いできる日を楽しみにしています。

 

つくり手  平島

 

 

 

 

 

Shinjuku Atelier

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