\ 指輪で祝う結婚記念日 / 長く連れ添うご夫婦達が、結婚○周年に制作した新しいペアリング

結婚◯周年を記念する指輪制作のきっかけとは?

ithではこれまで、新婚のカップルだけでなく、節目を迎えたご夫婦からも指輪制作のオーダーをいただいて参りました。結婚10周年記念の“スイートテンダイヤモンド”など、ご主人が奥様へプレゼントする指輪だけでなく、お二人で一緒に身に着けるペアリング制作も承っています。

年齢を重ねたご夫婦の場合、大幅に指のサイズが変わってしまったり、どちらかお一人が指輪を紛失してしまったため、指輪を新調される場合も。

 


また、お仕事をリタイアされたことなどライフステージの変化を機に、お二人のセカンドライフの始まりを記念して指輪を新調するご夫婦もいらっしゃいます。

今回は、1周年から40周年まで、節目を迎えたご夫婦の指輪づくりをご紹介します。

 

 

【結婚1周年 / 紙婚式】結婚指輪と重ね着けできる指輪

“あっという間の結婚1周年”を迎えたご夫婦。お持ちの結婚指輪と、重ねて着けられる指輪を探しにアトリエを訪れてくださいました。

 

指輪の内側にはお揃いで、イニシャルと1st Anniversaryの刻印を。そして指輪のデザインはお二人で思い思いに選ばれました。


女性は彫り模様とダイヤモンドで、キラキラの仕上がりに。

男性は太めの幅とヴィンテージライクな質感を選ばれました。シンプルさの中に、ワイルドな個性をちらりと覗かせています。

お色味のピンクゴールドは、肌馴染みよくプラチナよりもナチュラルな印象です。ふたつの指輪が、喜びも楽しみも倍に感じさせてくれそうですね。

【結婚周5年 / 木婚式】5年ぶりのアトリエでの指輪制作

2015年に結婚指輪の制作をお任せくださったお二人が、結婚5周年を迎えて新しい指輪をオーダーしてくださいました。

 

 

選ばれたデザインは《ピウマ》で、指輪全体に羽毛のような彫り模様が施されるデザインが特徴です。お子様が生まれ、家族が増えたご一家の元へ、幸せを運んでくれるよう願いを込めて選ばれました。

 

指輪の内側にも、もうひとつの願いを刻んで。ふたつの指輪に跨るように、イニシャルを刻印しました。

“これからも変わらず、一緒にいられますように” という願いを、二人の指輪が揃うと浮かび上がる文字で表現しています。

 

 

久々に吉祥寺アトリエで指輪を作ることで、懐かしさと共に、当時のフレッシュな気持ちが思い出されたのではないでしょうか?お子様の健やかな成長が楽しみですね!

【結婚10周年 / 錫婚式】お子様の誕生石とイニシャルを

ご結婚10周年を迎えたお二人には、お子様が二人。四人全員お揃いで栄アトリエを訪ねてくださいました。

 

指輪のデザインは《ラコッピア》。イタリア語で夫婦という意味を持ち、プラチナゴールドの一体感が “二人でひとつ” をイメージさせます。

通常のデザインにアレンジを加えたお二人は、リング幅を太めに。この先年齢を重ねていくほど、太幅の指輪がお手元にしっくり馴染みそうですね。

女性の指輪の縁取りとして施したミル打ちは、ミルグレインとも呼ばれます。ミルは“千”、グレインは穀物の粒を表す言葉です。豊穣のイメージを持つモチーフに、長寿と永遠の愛への願いが宿ります。

 

 

指輪の内側には、家族全員のイニシャル彫り込み、誕生石を添えました。全員でひとつ、ご家族の幸せの証として未来を共にする指輪が完成しました。

 

 

【スイートテンダイヤモンド10石のダイヤモンドに日頃の感謝を込めて

「日頃の感謝を込めて、妻へ指輪を贈りたいと考えてます。Blogで指輪の内側に子どもの誕生石を入れているアニバーサリーリングを見つけ、素敵だなと思いました!」

千葉県在住の男性はそう話され、オンラインで指輪制作をご相談くださいました。

 

候補に上がったデザインは、連続でメレダイヤを留めたエタニティタイプ。家事で邪魔にならないよう、なるべくフラットなデザインを優先させるご様子も、この10年で暮らしを築いてこられた証ですね。ピンクゴールドでより柔らかく、奥様好みにお仕立てしました。

ダイヤの数はもちろん、結婚10周年にちなんで10石です。
  

 

指輪の内側には、指輪に興味を持たれたきっかけでもあるお子様の誕生石をお留めしました。左からムーンストーン(6月)・タンザナイト(12月)・ペリドット(8月)の順番です。

パパとママの指輪の内側に自分の存在が刻まれていると知るとき、お子様もきっと嬉しいものでしょうね。

ご納品の際に口にされた “これからも家族をしっかり守っていきたい” というご主人の言葉には、頼もしい響きが宿っていました。

【結婚30周年 / 真珠婚式】初めて二人で選ぶペアリングとして

遡ること31年前、当時のお二人は北海道と四国に離れて遠距離恋愛中だったそうです。一緒に結婚準備を進めることが難しかったお二人のために、結婚指輪はお母様が用意してくださったそうです。

 

 

そんな経緯があり、これが初めての指輪選び。お二人の心を捉えたのは、鍛造製法の《クロッカンテ》でしたね。

キラキラしたデザインに気恥ずかしさを覚えるお二人にとって、ヤスリ目模様が施された凹凸が醸し出す雰囲気が心地よく感じられました。

 

 

鍛造は昔ながらの製法で、職人が金属をハンマーが叩いて密度を高め、強度を増して仕上げます。さらに職人がハンマーで叩いて凹凸をつけ、ヤスリで模様を加えていくため、ハードな中に人の手の温もりも感じられます。

細めの幅で、結婚指輪と一緒に着けることもできるデザイン。お二人の指の上で、過去と未来がピタリと寄り添います。

【結婚40周年 / ルビー婚式】40年の感謝をルビーに込めて

長く連れ添うお二人が新調した指輪は、和彫りの模様がキラッと輝くデザイン

 

 

お仕事の都合でずっと指輪を着ける機会がなく、39年の間に当初の結婚指輪は失くしてしまったそう。これからは指輪を着けられるとのことで、記念の指輪制作がスタートしました。

 

 

 

結婚40周年が “ルビー婚” と呼ばれることにちなんで、指輪にはルビーをあしらうことに。ルビーの石言葉は “純愛” や “情熱”。とっても仲良しなお二人の愛をさらに深めてくれそうです。

 

 

一緒に身に着けることに重きを置いて、二人で選んだ彫り模様の《ストーラ》。男性に似合うデザインと、女性が好きなデザインを両立させました。

 

“40th” と “TNX” の刻印は、ずっと一緒に歩んでこられたお二人の証です。

 

ご夫婦の歩みを記念に残すジュエリー

結婚も40年を迎えると、ルビー婚式と呼ばれます。年数に従い徐々に価値と硬さを増していき、結婚25周年は銀婚式、50年目は金婚式、そして60年でダイヤモンド婚式と呼ばれるそうです。時間をかけて夫婦関係を築き上げた、長く連れ添われるご両親やお祖父様・お祖母様の記念日を、ご家族で祝われた経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 


積み重ねた毎日を祝うことは、お二人で思いを分かち合うこと。結婚式やフォトウエディングも、最初は気乗りしなくても、後から振り返ると素敵な思い出や記念になったというお話もよく耳にしますよね。

結婚記念日は夫婦生活の大切な節目。大切な日に記念のジュエリーを贈るのは、ご夫婦の思いにかたちを与えるためなのかもしれません。ithのアトリエでは、結婚指輪婚約指輪と同じく、この先の人生を共に歩むお二人にとって、喜びや感慨をご夫婦で分かち合うための大切なジュエリー制作を承ります。

 

 

 

 

 

 

 

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