「自分たちでオーダーメイドの指輪を作りたい」
そんなお気持ちでithへお越しくださったのは
落ち着いた、やさしい雰囲気のあるお二人でした。
男性はとにかくシンプルに
自分たちに合ったデザインと形
実際に指輪を見ていくと、
つけ心地を考えて、丸みのある形と
手作り感のあるデザインに惹かれていきました。
特に男性は、《槌目 春》に一目惚れ。
女性もそのご様子にとても驚いていましたね。
やわらかい春の日差しをイメージした槌目が
独特な光を放つデザインです。
女性はたくさん悩まれて、
ダイヤモンドが華やかな《ロンド》を
お選びになりました。
指いっぱいに広がるダイヤモンドは
指輪の半周に敷き詰められている、"ハーフエタニティ"。
”エタニティ”とは、英語で”永遠”を意味します。
結婚指輪だからこそという気持ち
女性は、ゴールドは普段つけ慣れないとのことで
お色味をとても悩まれていました。
でも、お二人で一生身につける指輪だからこそ
結婚指輪としての特別感と
男性とのお揃い感を出すのはどうかと後押し。
それぞれのデザインであっても
自然なお揃いのひと組になりましたね。
お二人でつくったという思い出
ご納品後には、
「綺麗に仕上がっていて、すごく嬉しいです。」と
あたたかいお言葉をいただけました。
忙しく過ぎる毎日の中で、
ふと指元に目を向けたときに
アトリエでの指輪選びの時間を思い出して
「こんな風にして選んだよね。」と
笑いあってくださったら幸いです。
そんなお二人の幸せを
栄アトリエより末永くお祈りしています。
つくり手 松川
