落ち着きのあるクラフトテイストで仕上げる、セミオーダーの結婚指輪 -槌目 秋編-

クラフトテイストが個性をプラス


結婚指輪は身に着けたいけれど、ツヤツヤ輝くプラチナのデザインがしっくりこない…。

そんなお二人にも親しみやすいのが、温かなクラフトデザインの指輪です。

個性的過ぎず、コンサバでもない、お二人好みの指輪を仕上げるならば、セミオーダーメイドがぴったりです。

まずはベースのデザインを選び、素材・装飾やテクスチャー・宝石のあしらいなどを、お二人好みにカスタマイズすることができます。

個性を生み出すことはもちろん、飽きずに愛着が持てる、お二人ならではの“ベーシック” をかたちにすることができます。

職人が手仕事で模様を施して仕上げる、結婚指輪 Tsutime Aki 《槌目 秋》のアレンジを例に、ithで生まれたセミオーダーの結婚指輪をご紹介します。



結婚指輪 Tsutime Aki 《槌目 秋》


《槌目 秋》は、結婚指輪のデザイン名であると同時に、指輪の表面に施された模様の名前でもあります。

秋空に浮かぶうろこ雲を思わせる小さく丸い模様は、職人が金槌を細かく打ち付けて生み出しています。

幾重にも重ねられたテクスチャーによって、ツヤを抑えたセミマットな風合いが生まれます。

また、独特の質感に惹かれ、別のデザインの指輪にこの《槌目 秋》の質感を取り入れる方も多くいらっしゃいます。



ミルグレインと宝石でアレンジ


|Blog記事:実際に触れてこそ分かる”自分に似合うリング”|

他のデザインだとイエローゴールドは似合わないと感じたのに、《槌目 秋》ならばしっくりきたお二人。

たくさん指輪を試着したことで、思いがけないお気に入りを見つけることができました。

ハンマーを打ち付けた細かい模様が、つるつるとした鏡面のイエローゴールドとは異なり、柔らかな光を放ちます。

指輪の質感が変わると、同じ素材でも、色の強さや雰囲気に変化が生まれます。

女性の指輪には、アンティークムードをプラス。

指輪を縁取るミルグレインと、カラーストーンを施しお仕立てしました。



幅広の平打ちでお揃いのテクスチャー


|Blog記事:息ぴったりなおふたりが選んだ、お揃いの槌目の結婚指輪|

“個性のあるかっこいいの指輪にしたい”

そんなご要望から、指輪の幅を広げてボリュームたっぷりの《槌目 秋》が生まれました。

お揃いのピンクゴールドは、肌馴染みのよいお色味で、ハードになりがちな幅広リングに柔らかな雰囲気を与えてくれます。

女性の指輪のセンターには、星の飾り彫りでアクセントを加えました。

指に着けてみると、存在感がありつつも上品さも漂います。

思わず触れたくなるような結婚指輪が仕上がりました。



甲丸の指輪に槌目模様


|Blog記事:秋のうろこ雲を思わせる繊細な槌目模様が印象的なマリッジリング|

お二人が施したアレンジは、リングフォルムの丸みでした。

通常の《槌目 秋》は、平打ちと呼ばれるエッジに角のあるシャープなフォルムが特徴ですが、角を丸めた甲丸に変えてのお仕立て。

指輪全体に曲面が生まれ、より優しい印象の仕上がりに。

お好みもお手元の雰囲気も似ているお二人には、お揃いの指輪がお似合いですね。



クラフト感のあるアレンジ


|Blog記事:ゆらぎのあるフォルムに細かな槌目模様が美しい結婚指輪|

シンプルながら、クラフト感たっぷりのアレンジを施した結婚指輪

ナチュラルで気取らない雰囲気を、ゆらぐフォルムで生み出しました。

ベースのデザインは、手でこねたようなかたちを持つClasico《クラシコ》です。

不規則なかたちが指輪にリラックスムードを与えるだけでなく、指元での着け心地も穏やかな結婚指輪です。

“キラッと感をプラスしたい”
女性のご要望を、3石のダイヤモンドで叶えました。

目立ち過ぎず、地味過ぎず、クラフトテイストの指輪に宝石の輝きによる高揚感を添えました。

王道のコンサバ感が漂うプラチナも、デザイン次第で異なる表情を見せてくれます。

ナチュラルなデザインに組み合わせることで、プラチナの清らかな色味が指輪全体にピュアな印象を与えてくれました。


エレガントなデザインとの組み合わせ


|Blog記事:ピンクゴールドで揃えたマリッジリング|

似ているようで、ちょっと違うお二人の指輪の共通点は、螺旋を描くような指輪表面の切り返しのデザインです。

女性のRosa《ローザ》は、見え隠れするダイヤモンドが贅沢なあしらいの、フルエタニティリングです。

男性は2面の切り返しが特徴のAllegro《アレグロ》をベースに選び、片方の面に《槌目 秋》のテクスチャーを加えました。

右斜めに切れ上がるラインに、男性は《槌目 秋》の質感、女性はダイヤモンドの輝きを。

似通ったデザインも、光沢や質感に変化を持たせることで、仕上がりに違いを生み出すことができます。



お気に入りのポイントを大切に


《槌目 秋》という共通点を持ちながら、少しずつのアレンジによって仕上がりに違いを持つ結婚指輪の数々をご紹介しました。

同じデザインでも、素材・装飾・テクスチャー・宝石などでアレンジを加えると、違う魅力のある指輪に仕上がります。

また、違うデザインでも同じ素材・同じテクスチャーを施すなど、アレンジ次第でペア感を出すことも可能です。

お二人ならではの匙加減で指輪を仕上げることができるのが、セミオーダーメイドの魅力です。

ithで制作される指輪は、オーダーをいただいてから全て1点ずつ、工房の職人が品質や耐久性にこだわり、永く身に着けられる結婚指輪としてお仕立ていたします。

> ithのオーダーメイド 

いまいち好みが固まっていないというお二人もご安心ください。

ithのアトリエでは、経験豊富なつくり手がお二人のライフスタイル・お二人の好み・似合うデザインなどを考慮し、指輪選びをじっくりサポートいたします。

ゆったりとくつろいで過ごせるアトリエで、100種類以上あるコレクションリングを試着しながら、お二人ならではのデザインを一緒に見つけましょう。

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