2024.07.25 Jewellery Column

“重ね着け” が引き出す、婚約指輪と結婚指輪の魅力のおはなし

楽しみが広がる、指輪の “重ね着け


せっかく手にする、憧れの婚約指輪。タンスにしまい込んではもったいないですよね?

以前は、婚約期間や限られた特別な日に着けられていた婚約指輪ですが、近年では日常で積極的に婚約指輪を身に着ける方が増えています。指輪を選ぶ時点で、婚約指輪結婚指輪の組み合わせて、指が綺麗に見えておしゃれなレイヤードが見つけてみませんか?

結婚指輪だけで、婚約指輪だけで、そして結婚指輪婚約指輪を重ねて身に着けるコーディネイトで。指輪を着ける楽しみが広がる、重ね着けについてご紹介いたします。



指輪の重ね方に決まりはあるの?

実は先に結婚指輪を着けて、上から婚約指輪を重ねることが一般的です。


これには、“ 結婚指輪でパートナーと誓った愛が、変わることがないよう婚約指輪でロックする ” という意味が込められています。

婚約指輪《アナベル》


デザイン面でも、よりボリュームが出がちな婚約指輪を上に重ねると、バランスよく着けこなすことができますね。


但し、厳密な決まりではないのでデザインやお好みに応じて、順序を変えても問題ありません。特にフルエタニティリングなどセンターモチーフのない指輪同士ならば、入れ替えても着け心地に違和感も少ないため、自由な重ね着けを楽しんでみてください。

 

同じブランドで統一しなきゃダメですか?

同じブランドの婚約指輪結婚指輪で統一する必要はありません。重ね着けで大切なのは、なんと言ってもふたつの指輪のバランスです。

指輪同士がぴたりと重なれば、ぶつかり合って傷が着く心配を減らすことができます。予め重ね着けを想定してデザインされた婚約指輪と結婚指輪は、見た目のデザインの統一感だけでなく、着け心地よく、手元に美しく馴染みやすいメリットがあります。

敢えてセットではない結婚指輪婚約指輪を組み合わせることで、それぞれの指輪の新しい魅力が見つかることも。少し隙間が空いたことで、ブライダルリングっぽ過ぎないリラックス感を演出しても素敵です。

 

ブランドを揃えることに捉われるよりも、パートナーとお二人で選ぶ結婚指輪と、お一人だけ着ける婚約指輪のテイストや相性、身に着けるご本人んのライフスタイルやムードに合う組み合わせをじっくり吟味して、婚約指輪・結婚指輪のどちらもお気に入りの指輪を選びましょう。

 

ithではすでにお持ちの指輪に合うわせて、オーダーメイドにより結婚指輪をカスタマイズしてお仕立てすることができます。デザインを合わせたい婚約指輪や大切な指輪をお持ちの方は、ご遠なく他ブランドの婚約指輪をアトリエへお持ちください。



どうやって選べばいいの?

ここからは、指輪同士の組み合わせ選びのポイントをご紹介します。

いろいろな観点から比べることで、ご自身に合った重ね着けのスタイルを見つけてみましょう!

 

1:予めセットでデザインされた指輪

婚約指輪結婚指輪を、ふたつでひとつとしてデザインされた組み合わせです。

なんと言っても、ピタリと重なる気持ちよさが魅力的。重ねたときに、幅広の指輪をひとつ着けているような一体感があります。

 

ピンクゴールドの配色まで計算されたデザイン

上)婚約指輪 オーダーメイド / 下)結婚指輪《グラーヴェ》


*絶妙なV字ラインで、指長効果抜群*

上)婚約指輪《ソフィア》/ 下)結婚指輪《コンモート》

 

2:婚約指輪結婚指輪の形状(フォルム)を揃える


別々のデザインの指輪でも、フォルムを統一することで、心地よく身に着けることができます。

婚約指輪もしくは結婚指輪を同時に購入しない場合や、別々のブランドで購入する場合も、フォルムを揃えれば統一感を生み出すことができます。

ストレートフォルムの組み合わせ*

上)婚約指輪《イリス》/ 下)結婚指輪《カノン》


S字フォルムの組み合わせ*
 

上)婚約指輪《コスモ》/ 下)結婚指輪 オーダーメイド

 

 

U字フォルムの組み合わせ*
 

上)婚約指輪《ムーン》/ 下)結婚指輪《レガート》



3:色(地金)選びで印象をコントロール

ここからは、色や組み合わせによる雰囲気の違いを見比べてみましょう。

色味や組み合わせによって、王道の雰囲気や、おしゃれなムードなどご自身にぴったりの印象を作り出すことができます。

 

プラチナ × プラチナの組み合わせ*

ブライダルリングらしく、身に着けるだけで特別な指輪だと伝わりそうですね。 
 

 

 


ピンクゴールド × プラチナの組み合わせ*

ぐっとこなれた雰囲気が出て、遊び心を感じさせてくれます。
 

 

婚約指輪《リュパン》、結婚指輪は《リボン ウーノ》と、同じデザインでも色を統一するか、敢えて別々の色を組み合わせるかによって雰囲気が違いますね!

 

組み合わせ次第で変わるムード

婚約指輪《ソリテール》に、テイスト異なるの結婚指輪を組み合わせたときの印象の違いを比べてみましょう。片方はプラチナ、もう片方はゴールド。地金の色によっても雰囲気が変わります。

*コンサバティブな組み合わせ*

ウェディングの王道感たっぷり。組み合わせたのは結婚指輪《リボン ドゥーエ》です。

 

 

 

*モード感のある組み合わせ*

マットな結婚指輪と馴染んで、おしゃれでセンスが光る印象に変化。結婚指輪《デザート》との組み合わせです。 
 

 



4:デザインの共通点を見つけて

形を揃えなくても、デザイン上のポイントを揃えることで、相性のよい重ね着けができます。

 

 

*小さなダイヤモンドのアクセント*

メレダイヤモンドが一体感を生み出す組み合わせ。 

上)婚約指輪《プティクル》/ 下)結婚指輪《ピアチェーレ》

 

 

 

*優美でなめらかなカーブ*

右上がりのツイスト感のあるリングトップが共通点。 
 

上)婚約指輪《オーンダ》/ 下)結婚指輪《メビウス ウーノ》

 

 

5:異色の組み合わせが生み出すオリジナリティ

お二人らしいオリジナリティある組み合わせならば、一層愛着が深まりそうですよね。

かたちに捉われずに指輪を組み合わせて、もっと素敵に、ご自分らしいコーディネイトを楽しんでみませんか?


 

*どことなくクラシカルな統一感*

自由な組み合わせながら、ふたつの指輪のエッジにはミルグレインの縁取りがありことで、程よく調和した組み合わせです。 

上)婚約指輪《スペード》/ 下)結婚指輪《エルバ》

 

 

*モダンでおしゃれデザイン

婚約指輪のセンターストーンは、四角いプリンセスカットダイヤモンド。エタニティリングながらマットでクラフト感のある結婚指輪と組み合わせてスタイリッシュにコーディネート。 
 

上)婚約指輪《ピアッザ》/ 下)結婚指輪《ロート》

 

 

選んだデザインを、気軽にカスタマイズ

ithでの指輪選びの楽しみのひとつに、指輪の “アレンジ” があります。表面の質感をツヤツヤからマットに変更したり、指輪の幅を男性は太め・女性は細めに調整したり、いろいろなカスタマイズが可能です。

指輪同士の重ね着けの相性を高めたり、よりご自分らしい個性を表現するなど、よりお好みにぴったりの指輪としてお仕立てすることができます。

 

 

重ね着けで、婚約指輪をもっと身近に

婚約指輪らしいかしこまったデザインを選ぶと、カジュアルな普段の装いとのコーディネイトが難しかったり、身に着ける機会が少なくなってしまいがちですが、結婚指輪と組み合わせ次第でカジュアルダウンしたり、雰囲気に変化をつけることができます。

ithでは、指輪がずらりと並んだBOXから、ご自身で自由に指輪を取り出してご試着いただけます。いろいろなデザインの婚約指輪と結婚指輪重ね着けを試してみたい方も、大歓迎です。まずは気軽にご試着をお楽しみください。

 

重ね方のスタイルは、その方それぞれ。指のかたち・普段の装い・お手持ちのジュエリーや、ご自身のお好みにぴったりの婚約指輪結婚指輪が見つかりますように。

 

 

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