カジュアルでおしゃれな装いの、とても気さくなお二人。
「最初はお花屋さんだと思いました!」と、
指輪探しをはじめるずっと前から、
アトリエの存在を知っていてくださいました。
男性は音楽に詳しく、音楽にちなんだ名前のついた指輪に
とても反応してくださいましたね。
それだけでなく、指輪ひとつひとつに込められた
意味合いにお二人は魅力を感じてくださいました。
そんなお二人がお選びになられたのは、
波間のような、なめらかな槌目模様の入った
《槌目 薫風》でした。
“薫風”とは、初夏の若葉や青草を運ぶ風のことをいいます。
男性のお誕生日はまさに初夏。
より意味合いを含んだ、特別感のある指輪になりました。
女性はたくさん悩み、男性とお揃いの形に。
ミルグレインやネーヴェの質感と
ダイヤモンドをプラス。
アンティークな雰囲気が漂う、
こだわりのデザインになりました。
お色味をプラチナと悩んでいらっしゃいましたが、
男性から「イエローゴールドがいちばん似合ってるよ。」
その一言が、決め手になりましたね。
それぞれの個性とお揃い感を大切にした
お二人らしい、特別な一組です。
ご納品時、お二人は仕上がった指輪を見て
ワッと驚いてくださいました。
とても嬉しそうなご様子を見て、私も幸せな気持ちになりました。
お二人のこれからの毎日がずっと
笑顔で満ちあふれるものになりますように。
また栄アトリエでお会いできるのを
楽しみにしています!
つくり手 松川