\ 職場でも着けられる?/ 仕事中もOKな結婚指輪選びと、着用NGな職業について

結婚指輪は多くの人にとって、一生に一度の宝物。肌身離さず着けていたと思う人が多いでしょう。しかし、仕事のシーンでは、職場のルールやマナー上、結婚指輪を外さなくてはならないこともあります。

制限により結婚指輪を着けられない職業には、どのようなものがあるのでしょうか。また、どんな結婚指輪なら着用していても問題がないのでしょうか?制限があっても、着けやすい結婚指輪デザインを紹介していきます。

みんなはどうしてる?勤務中の結婚指輪着用事情

結婚指輪はいつも着けっぱなしにしておくもの” というイメージが強く、実際に結婚指輪を常に着けたまま生活している人が多く、男女に大きな違いはありません。勤務中でも結婚指輪を着けている人が多くいますが、さまざまな理由から結婚指輪を着けられないケースもあるようです。

指輪を着けていない方に多いのが、職場の規則でジュエリーが禁止されているパターン。特に服装に規定がある職場は要注意です。

堅い雰囲気の職業や因習の強い業界の場合、おしゃれのためにジュエリーを着けることは敬遠されます。結婚指輪デザインはシンプルなものが多いとは言え、着用の可否を確認した方が無難です。勤務中は着用NGとなれば、プライベート着用を目的に自由なデザイン選びが可能となるケースもあります。

また、業務の際に手を酷使する・人に触れる・手に力を込める職種などは、仕事に支障が出る場合も。手を使うことによって結婚指輪が傷つく恐れや、変形により怪我をするリスクがあるため、自然と外す方向に考えが向くようです。勤務中に結婚指輪を着けられるかどうか、悩んだときは先輩に相談してみるのもよいでしょう。

リアルな結婚指輪事情:職業による傾向を分類

勤務中に結婚指輪を着けられるかどうかは、職業によって大きく異なります。どんなデザインでもOKな職業もあれば、絶対にNGだという仕事も。

職業ごとにどのような傾向にあるか、それぞれチェックしてみましょう。


着用OKな職業

教師や公務員は、身だしなみについて特に制限はありません。結婚指輪を着けるかどうかも本人次第で、デザインも自由です。派手すぎる場合は注意が必要ですが、結婚指輪であれば比較的自由に選択することができそうです。

ホテル勤務の場合も、結婚指輪のデザインは規則で言及されていないことが多いです。エタニティリングでも、ボリュームが出すぎなければ大丈夫という職場もあります。

 

本人の見た目や服装も商売道具となる美容師・アパレル系職種では、アクセサリーが許されていることが多く、デザインの制約が設けられることは多くないようです。お客様にシャンプーをするときや、カラーやパーマの薬剤を使用するときのみ外すというパターンもあります。


デザイン次第でOKな職業

福祉や介護などのケア関係、子どもの相手をする保育士などは、デザイン次第で結婚指輪がOKとされるケースが多いようです。人と触れ合うことが多い仕事なので、相手にケガをさせないようなデザインにすることが大切です。

電車の運転士、タクシーの運転手など、手を握り込む仕草で仕事をする職種の場合は、業務の邪魔にならないシンプルな結婚指輪を選ぶ方が多いようです。指輪による光の反射で視界の邪魔になりにくいつや消し加工を施すのもよいでしょう。

自衛官や警察官は手袋を着脱することが多いため、引っ掛かりにくいプレーンな結婚指輪が好まれます。ハードな訓練に備えて、強度に配慮して幅や厚みを持たせたり、変形しにくい頑丈な素材を選んでもよさそうですね。

NG分類に入る職業

患者さんの健康を第一に考える医療の現場では、衛生上の問題から結婚指輪の着用が禁止されています。また、指輪によって患者さんの体を傷つけるリスクを無くすためという意味あり、看護師や医療従事者は結婚指輪を外して勤務しています。

同様に、飲食店でも衛生面の理由から着用が禁止されることが多く、ホールスタッフも外す必要がある場合も散見します。

機械や電気、薬品などを扱う技術者・研究者・工場勤務の方々は、安全面から結婚指輪がNGの場合が主流です。指輪が引っかける、感電するなど大きな事故に繋がる可能性を未然に防ぐためです。

消防士は結婚指輪を禁止されているわけではありませんが、危険な現場で紛失したり変形したりすることが多く、安全に業務をこなすことが最優先とし、自主的に外す方がほとんどだそうです。

 

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TPOに配慮した、職場で着けやすい結婚指輪デザインの選び方

規則で禁止されていない場合、職場でも結婚指輪を着けていたいと思う人は少なくありません。TPOをわきまえ、ご自身の職場に馴染みやすいデザインの結婚指輪を検討しましょう。

シンプルで凹凸のない、ベーシックなデザインは無難と言えます。“他の方がどう思われれるか気になる”という場合は、あまり目立たない控えめなデザインを選べば、永く安心して身に着けやすいでしょう。定番のダイヤモンドは美しい輝きが魅力ですが、大粒のものだと派手な印象を与えるため、身に着けるシーンに応じた宝石選びも念頭に置きましょう。

 

また、年齢を重ねても愛用できそうか、長期的な視点で検討されることをおすすめします。

 

仕事をする際、指輪の存在が気になってしまうと集中の妨げとなります。着けていて違和感のあるデザインや素材は、結局着けなくなってしまう一因に。着け心地も大切な検討ポイントです。指輪の内側が丸く滑らかになっていると、指元で違和感がなく自然な着け心地を味わえます。

結婚指輪はファッションアイテムとしての指輪と異なり、日常的且つ末永く身に着けるものなので、ONとOFFの両面からデザインを検討してみましょう。

紛失に注意! 職場で指輪を外すときの注意点

仕事上結婚指輪がNGだったり、業務に支障が出そうな場合、職場に着いてから指輪を外すことがありますよね。毎日続けているうちに、ついうっかり失くしてしまう日が来るかもしれません。大事な結婚指輪を失くさないためには、どうすればよいのでしょうか?

外した指輪を保管する場所は、ご自身で決めて必ず守ることをお勧めします。職場に着いたときや帰る支度をするとき、一番初めに指輪の着脱を行うなどタイミングを決めること。そして、外した指輪はポーチや小袋など、専用の入れ物にしまっておくと安心です。仕事中であればロッカーや机などの定位置を守りましょう。

また、ネックレスチェーンやレザーコードを購入し、結婚指輪をペンダントトップにしてしまうという方法もあります。ネックレスなら服の中に隠すこともできますし、落とす心配もありません。手を使った作業をする職業の人におすすめです。

結婚指輪はお二人の大切な思い出の品。絶対に失くさないよう対策を講じましょう。

条件付きOKの場合、好みをどこまで反映させるべき?

職場で結婚指輪がNGとされている場合や、条件付きでOKされている場合、デザインにどこまで好みを反映しても良いのでしょうか?

まず、指輪の厚みや太さについては、手を使う作業が多い方は邪魔になるデザインは避けましょう。


リング幅は女性なら3.0mm、男性なら3.5mmほどあると安心してみに着けやすいです。細身で華奢な指輪がお好みであれば、耐久性に配慮して2.0mm前後の幅の指輪を探してみましょう。

エタニティやハーフエタニティタイプの結婚指輪は、華やかな印象を与えます。ダイヤモンドが留まるデザインを選ぶ際は、着用環境に合うか、普段の仕草で邪魔にならないかなど、ご自身の生活環境に配慮して検討したいですね。表面の凹凸を抑えたスムースな着け心地のデザインも、日常使いしやすいと言えます。

最近では結婚指輪に使用される素材は、プラチナイエローゴールドピンクゴールドホワイトゴールドが主流です。

近年では2種類の異なる素材を組み合わせたコンビネーションカラーの結婚指輪も注目されています。ゴールドは派手だという印象を持たれる方も多いですが、日焼けの具合やお肌の色合い次第では、プラチナの方がゴールドより手元で目立つという場合も。一生ものの結婚指輪なので、自分のイメージにぴったり合うものを選べるよう、試着して比較されることをお勧めします。


どうしてもデザインにこだわりたい方や、目立つ指輪を選びたいという方は、プライベートでの着用に重きを置いて選んでもよいでしょう。いつ、どんな風に指輪を着けたいか、具体的に検討してみましょう。

ライフスタイル ✕ 職場環境で考える、結婚指輪デザイン選び

この先の人生を共にする結婚指輪ですが、職場の規則によっては、業務中に外さなくてはならないこともあります。接客業やクライアント接遇が必要な仕事の場合、相手に不快感を与えないよう注意が必要です。

結婚指輪を購入する際は、お二人のライフスタイルと結婚指輪の理想の関係を考えてみましょう。TPOや職場環境だけでなく、家事や趣味の時間など具体的に掘り下げて考えることで、ご自身にフィットするデザインが見えてくるはずです。

ithでは、お客様がクリアしたい条件に沿って、デザインのご提案やオーダーメイドのご要望も承ります。“シンプルだけど、他の人とは違うデザイン” のような抽象的なイメージでも、まずはお気軽にご相談ください。


お仕事で制約の多い方も、お二人らしい結婚指輪づくりが叶うよう、アトリエでつくり手がじっくりサポートさせていただきます。

 

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