晩秋の季節にお越しいただいたお二人は、
オーダーメイドでお好みのデザインにできるご結婚指輪をお探し。
アトリエではお二人のお好みのデザインについて
たくさんお話をお伺いさせていただきました。
そんなお二人の指輪づくりについて
じっくりとご紹介させていただきます。
さりげなく二つの質感を取り入れたデザイン
男性が気に入ってくださった指輪は《マルカート》。
マルカートは指輪の形状が指にフィットするように、
手の平側の厚みが抑えられています。
男性は、そういった着け心地の良さにも惹かれてくださいました。
男性は、《マルカート》の中央から側面にかけて
落ち着いた雰囲気の槌目秋の加工を入れることに。
二つの質感を組み合わせることで
さりげないこだわりが感じられます。
お揃い感とさりげない特別感を感じられるデザイン
女性が気に入ってくださった指輪は、
男性と同じ《マルカート》。
女性は、ご自身の誕生石の“ダイヤモンド”に加えて、
男性の誕生石の“黄緑色のペリドット”、
そして水色の“トパーズ”をお留めするデザインを
イメージしてくださっていました。
さりげなく輝く色石。
オーダーメイドの特別感が感じられます。
さらに、女性が探してくださっていた指輪のお写真をもとに、
デザインを深掘りしていきました。
そして、以前からお好みだったスターダスト加工を
男性と同じように側面に入れることに。
じっくり考えたからこそ、
お揃い感とさりげない特別感が
感じられる指輪になりました。
完成したお二人のご結婚指輪
指輪の細部までこだわり、
お好みを込めてくださったお二人。
《マルカート》には、音楽用語にちなんで
”お二人の印”という意味が込められています。
お二人のこだわりのアレンジは、
まさにお二人だけの印のよう。
指輪のお渡しから数ヶ月経ち、
お手元に馴染んできたころでしょうか。
これからも、お二人のご結婚生活が幸せに溢れることを
心よりお祈りしております。
つくり手 児玉
