人は時の流れとともに様々な出来事を体験していきますが、その中には大切な人との巡り合わせがあるものです。
直感的に「自分の運命の相手はこの人だ」と惹かれる人を見つけたときには、お付き合いを経て結婚まで至るケースが少なくありません。
そうなったときに必要になるのは、結婚指輪ですね。
多くの方が指輪選びにはこだわりを持ちたいと希望されています。しかしながら年代によってこだわりたいポイントは異なります。30代・40代・50代と各年代での結婚指輪選びにはどのような差があるのでしょうか。
今回は30代・40代・50代と年代別に選ばれる結婚指輪について、ご紹介します。
年代別でおすすめしたい結婚指輪のデザインや年代別で人気のある結婚指輪ブランドについてお伝えしますので、ぜひご参考になれば幸いです。
結婚指輪は年代によって選ぶ基準が異なる
幸せなお二人の特別なお品になる結婚指輪には、ほとんどの方が様々なこだわりを持って選びます。
今は、結婚10年目、20年目など買い替えをお考えになる方も多いですが、一般的に結婚指輪は長く身に着ける傾向が強いですね。
そのためお二人の間では、指輪選びのための大切な基準をお持ちだと思います。
指輪選びには相場や見た目、素材、形、実際の着け心地などがありますが、それらは各年代によって選ぶ基準が異なります。
30代と20代では基準が違うように年代別でも変わる
何においてもそうですが、大切な物を選ぶときには選択基準があります。
特に結婚指輪においてはこれからの人生を生きていくうえで幸せを共有していくお品ですので、選ぶことに妥協をしたくはありません。
例えば指輪の品質が高ければ価格も伴ってあがります。そのため、20代と30代とでは収入が違いますので、指輪選びも変わってきます。
このように30代と20代では基準が違うように、年代別でも変わると考えられますね。
一般的に若い年代よりもアラサー・アラフォーの方が収入が高いため、上の年代の方が品質の高い指輪を選ぶようになります。同様に年齢が上がるにつれて本物に触れる機会が増えるため、素材への関心も高くなりがちです。
そのため指輪を選ぶときには、お二人にとって何が大切なのかを明確にしておくとよいでしょう。
30代に人気の結婚指輪はどこがポイント?30代前半と後半でも異なる
30代にはシンプルなデザインで、なおかつ着けたときに見た目の美しい形が望めるような結婚指輪が人気です。
例えば甲丸カットでゴールドの美しさがうかがえる指輪であったり、優しい曲線の中にさり気なくダイヤモンドがあしらわれているような指輪などです。
また、30代としてはシンプルな中にも存在感のある大人としての形も出したいところでしょう。
30代前半と後半とでは、指輪を選ぶ際の金額的な違いはさほどありません。
ただ、結婚指輪にダイヤモンドなどの石を入れるかといった選び方を見てみると、30代前半では付けて後半では付けないという傾向が見られます。
さらに指輪の素材を選ぶ場合には、30代後半よりも前半の方がゴールドを選ぶ方が多いようです。
40代に人気な結婚指輪は?初購入や買い替えでも違う?
40代での結婚指輪には、素材へのこだわりや上品なデザイン、指に着けたときに見た目が美しく見える指輪が人気です。
お二人の大切なお品となる結婚指輪には、当然品質の妥協をせずに選びたいという気持ちを抱かれることでしょう。
例えば着けっぱなしでも、品質の衰えを感じにくいプラチナやゴールドは人気の素材です。
どのような場所でも恥ずかしさを感じることのない、シンプルで上品という指輪を選ぶ傾向があります。
また、40代での結婚指輪を選ぶ際には初購入か買い替えかでも選ぶ基準が異なります。
初購入の場合には、シンプルさを重視されることが多いですが、買い替えの場合には指輪のモチーフで選ぶこともあり、お二人の個性が選ぶ際の基準となることが多いです。
50代に人気な結婚指輪は下の世代と大きく異なる
50代の結婚指輪選びには、下の世代と大きく異なるこだわりが見られます。
結婚指輪のデザインがいくら流行りとはいえ、幼く見られることは避けたいですね。そこで人気の指輪としては大人としての存在感や雰囲気を重視して、高品質な結婚指輪を選ばれることが多いです。
また、大人としての華やかさを演出する指輪として、女性の指輪には下の世代では少なかったダイヤモンドをあしらった指輪が選ばれがちです。
ただ、大きな石をあしらうとプライベートや仕事で邪魔になってはいけませんので、多くの方は極小のダイヤモンドをアームに敷き詰めたパヴェタイプを選ぶ傾向が強いです。
さらに50代の方には、ハイブランドに人気が集まっています。
お二人の大切な時間をこれからも共有していく指輪ですので、飽きることなく着けられるデザインを選ばれることが多いのです。
お二人の幸せを共有していく大切なお品である結婚指輪には、様々なデザインがあります。
しかし、デザインの多種多様性が災いし、せっかく大切なお品を選んだはずが後悔する羽目になったという方も珍しくありません。
理由は「飽きてしまった」「選ぶ際にデザインにこだわりを持たなかった」「迷ってわからなくなったから見た目で良いものを選んだ」などが挙げられます。
しかし、長く身に着ける指輪ですから後悔のない選び方をしたいですね。
30代の結婚指輪のデザインには、飽きのくることないシンプルなデザインをおすすめします。
仕事でもプライベートでも着けていて邪魔になることはありませんし、派手なデザインで人目を引くこともありません。
お二人の間で変わらぬ愛を誓いあう証しともなる結婚指輪ですので、職場で禁じられていない限り着けていたいですよね。
また、シンプルなデザインですと婚約指輪や他にお持ちの指輪との重ね付けをしやすく、
普段のオシャレをするときにも楽しんで着けられるというメリットもあります。
やはりずっと着けていることを考えると、さり気ないファッションやゴージャスなファッションのどちらにも似合うオシャレができます。
そのため30代の結婚指輪には、シンプルさを求めたデザインがおすすめです。
40代の結婚指輪には、シンプルかつ指の太さに合う幅の指輪を選ぶことをおすすめします。
40代は若い世代と比べると、大人としての風格が出てきますので可愛いデザインを選ぶのは避けた方が良いでしょう。
その点シンプルな指輪は大人の美しさを出しつつ、指先を美しく彩るため間違いありません。
また、40代になると指の太さに変化が出て、むくむこともあれば痩せることもありますので指輪の幅を指に合わせることが大切です。
むくみがや太さが目立つ場合には幅の広い指輪を選ぶことがおすすめですし、加えて着け心地の良さを重視して選ぶと良いでしょう。
指と指が接する面との摩擦を減らすことで、ストレスのない着け心地になれます。
指が痩せてくれば幅の狭い指輪を選ぶと良いですが、大人の落ち着きが出てくる年代ですので指が細くても多少のボリューム感はあっても大丈夫です。
50代の結婚指輪には、存在感のある大人の指に合ったボリューム感のあるデザインを選ぶことをおすすめします。
50代では、豊かな太さの指になる方や痩せてしまって華奢な指になる方とそれぞれです。
落ち着きのある風格が出る方が多いため、指の太さに合ったボリューム感が必要です。
さらに、落ち着きがあるからこそデザインもシンプルな指輪がおすすめです。
自分が「可愛いこの指輪が自分に似合っている」と思っても、実際には他の人の目から見ると「そうでもない」と思われることもあります。
そのためボリューム感を持ったシンプルな指輪が、50代には似合っていることが多いのです。
また、ダイヤモンドやサファイアなど石をちりばめたパヴェタイプの指輪を選ぶこともおすすめです。
大人の華やかさが出て、50代の美しさにより一層磨きがかかります。
【年代別】人気の結婚指輪ブランドは?理由も知ろう
これから人生の門出を切るお二人は、いかなるときも笑顔で日々を送りたいものですね。そして、結婚の証としての結婚指輪にはどの年代の方もこだわりを持ちたいと思います。
特にブランドの指輪であればそれぞれ特徴があり、お二人のお好みに沿う指輪を見つけることも簡単ではないのかもしれません。
しかしお二人が出会われたように、様々なブランドの中から指輪との出会いでも直感を感じるものがあれば、こんなに嬉しいことはありませんよね。
ブランドはその特徴から年代別でもお好みが分かれますが、各年代の人気の結婚指輪ブランドにはどのようなものがあるのでしょうか。
30代に人気な結婚指輪ブランドとその理由
30代に人気な結婚指輪ブランドには、“NIWAKA”が挙げられます。
“NIWAKA”はシンプルな中にもオシャレなデザインが施されています。しかし、華美な装飾はされていません。
美しい形だからこそなせる業を持ち、薬指に馴染むとともに引っ掛かりや接地面との摩擦が起きにくい指輪です。
プライベートも仕事もこれから忙しくなる30代には、スッキリとした着け心地を期待させてくれるでしょう。
また、30代の人気結婚指輪ブランドで“NIWAKA”の他には“カルティエ”もあります。
“カルティエ”はシンプルかつ若々しさを表現した結婚指輪で、有名人が選ぶ結婚指輪としても名高いブランドです。
世界の中でも五本の指に入るジュエリーブランドで、シンプルさの中にも最高の品質の素材や石を厳選して作られています。
これから長く身に着けていく結婚指輪としては、多くの人の憧れの最高級のブランドとも言えるでしょう。
40代に人気な結婚指輪ブランドとその理由
40代に人気な結婚指輪ブランドには、“ブルガリ”が挙げられます。
“ブルガリ”は“カルティエ”とともに、世界の中でも5本の指に入るジュエリーブランドです。
素材や石は高い品質を保証され、熟練した職人が手がけた指輪を揃えています。
シンプルな中にも洗練されたデザインが浮き出て、仕事にもプライベートにも自信を持って取り組む40代にピッタリのブランドです。
費用相場は高めですが、お二人のこだわりを取り入れたデザイン選びと今後の人生の再スタートに向けてという意味では選ばれる方もいらっしゃいます。
40代の人気結婚指輪ブランドには、他に“ティファニー”が挙げられます。
“ティファニー”は、世界の名だたるジュエリーブランドとしてその名を広げてきた会社です。
特にダイヤモンドを6本爪であしらった、ティファニーセッティングはとても人気です。
結婚指輪としてのデザインでは、シンプルな美しさの中にも独特のモチーフを取り入れた指輪が多く、多くの女性の心をつかんで離しません。
50代に人気な結婚指輪ブランドとその理由
50代に人気な結婚指輪ブランドには、“シャネル”が挙げられます。
“シャネル”の指輪はシンプルで華奢なタイプが多いです。その分飽きが来ず、どのようなファッションにも似合うデザインです。
50代になればご自分のジュエリーをお持ちの女性も少なくありませんが、そんな指輪とも重ね付けしやすいタイプと言えるでしょう。
それに大人のオシャレな演出もさり気なくできますので、50代ならではのこだわりを持った着こなしと合わせることができる指輪です。
50代になって結婚指輪を買い替えをお考えの方も、選びやすい指輪ではないでしょうか。
さらに50代に人気な結婚指輪ブランドには、“ヴァンクリーフ&アーペル”が挙げられます。
“ヴァンクリーフ&アーペル”は、世界の中でも5本の指に入るジェリーブランドで、多くの海外セレブからの人気を集めています。
結婚指輪にはシンプルなデザインが多い中、豊かな個性を生かしたいという方に好まれているブランドです。
素材も石も品質の高さにこだわり、50代の大人の魅力を引き出す結婚指輪として申し分のないブランドと言えるでしょう。
どの年代にも対応できるセミオーダーの魅力
結婚指輪には様々な種類がありますが、セミオーダーにすれば既製品にはない魅力を感じ取ることができます。
例えば「形や幅は気に入ったけど、石が入っていないのが残念」とか、逆に「石は美しく輝いているのに幅が広すぎる」「他の人と同じデザインは気になる」などという場合、選びかねますね。
30代・40代・50代になれば各年代ごとにそれぞれのこだわりを持ちたいという方も増えますので、納得のいく指輪選びには時間がかかるでしょう。
しかしセミオーダーであれば、形や素材、石の有無などお二人の好みをふんだんに取り入れられますし、ご予算を考慮することもできますので満足度の高い指輪を選ぶことができます。
他の方と異なる指輪に仕上げることができ、お二人の物語を奏でる指輪としては申し分のない指輪を制作することができるのではないでしょうか。
各年代のお好みに対応できて、自由度が高いセミオーダーはお二人にとって大きな魅力を感じられるシステムですよね。
まとめ
30代・40代・50代と年代別に選ばれる結婚指輪についてお伝えしました。
結婚指輪は買い替えることもありますが、一般的にはお二人の結婚生活を共有しながら長く身に着けていくアイテムです。
それなのにデザインや素材、予算などで選ぶことに妥協はしたくありませんね。それに指輪の好みや似合う指輪は各年代により違いがありますので、指輪選びに間違いがあってはなりません。
ithではそんなお二人に対してつくり手が誠心誠意を込めて、結婚指輪選びのお手伝いをさせていただいております。
後悔のない指輪選びをするためにも、ぜひ一度アトリエへお越しください。