2022.02.20 福岡天神

二つの表情を持つ白金の結婚指輪

「白金（はっきん）」

聞き慣れない言葉ですが、

白金とはプラチナの和名です。

純白の輝きを持つプラチナ。

お二人もプラチナが

透明感があっていいな、と

はじめから仰っていましたね。

純白のお色味でお仕立てした

お二人の指輪は

《ヴィバーチェ》と《マルカート》

”お互いの好みは大切にしたいけど、

やっぱり近しい部分も欲しい”

試着を進めるにつれ、

強くなったお揃いへのお気持ちは

右上がりの形と二面性で演出しました。

純白の色味も相まって、

お揃いを感じられる仕上がりになりましたね。

「オーダーメイドだから楽しもうよ」

お揃いの一つである”二面性”は

男性の鶴の一声がきっかけでしたね。

男性はシンプルとカジュアルさ、

女性はシンプルと華やかさ。

それぞれの持つ表情は違えど、

お二人だけが知る、

大切なお揃いの一つになりました。

内側の刻印にも

お二人だけが知るお揃いが。

それは女性の故郷であり、

お二人の出会いの地、福岡の県花である

”梅の花”のイラスト。

いつか転勤で離れることになるけど、

大切な地をいつも近くに感じられるように。

そんな女性の想いを、イラストという形で

そっと内側に込めました。

お二人のこだわりが沢山詰まった

白金の結婚指輪。

プラチナの持つ

何ものにも侵されない白い美しさは

真っ白な状態で新たなスタートを切る、

お二人にぴったりですね。

これから指輪とともに

お二人の人生が彩り溢れる日々となりますことを

心より願っております。

末永くお幸せに。

つくり手　舩津

福岡天神アトリエ

Customer's Voice

この度は本当に素敵な指輪をご納品下さりありがとうございました。

指輪に強い拘りもなかった私に対して、彼がてきぱきと指輪をお願いする先の候補を決めてくれ、そのひとつがithさんでした。
指輪のカウンセリングの日は、沢山の種類のデザインや職人の方の手仕事による槌目模様などを見せて頂き、本当に楽しい時間でした。
彼がある指輪を着けた時に、二面性のあるデザインや触り心地を気に入った反応を見せたのですが
それを見たつくり手さんが、彼が気に入るだろう別の種類の指輪をすぐさまご提案くださったことを今でも覚えています。
積極的に指輪探しをしてくれた彼が気に入る指輪に出会える場所に来れて、本当に良かったと思いました。

それぞれ気に入ったデザインが一致せず、できればお揃いにしたいと思っていたため難航もしましたが
つくり手さんからの「まずはご自身の気に入るデザインを優先してみては」というお声掛けに救われました。
最終的には斜めがかったカーブのラインや、私の指輪にミル打ちをお願いし、180度回してシンプルな指輪としても使える二面性を取り入れたことで、お揃い感を出すことができたかなと思っています。

納品は本当に心躍る時間でした。
ずっと心待ちにしていた指輪が形になって手元に来てくれて本当に嬉しかったです。
リング裏の刻印も、細くてカーブのある指輪に繊細に正確に刻まれていて感動しました。

二人の名前の間に入れた梅の花のデザインは、福岡の県花ということで取り入れました。
転勤でいずれ離れることとなりますが、二人の出会いの地でもあり私の故郷でもある福岡をいつも身近に感じていたいという気持ちで彼にお願いをしました。
職人の手仕事で入れて頂いた梅の花が綺麗に名前の間に刻まれているのを見て、改めて刻印をしてよかったと、快諾してくれた彼にも素晴らしいお仕事をして下さったアトリエの皆様にも感謝が募る瞬間となりました。

一生着けることとなる指輪をithさんでお願いできて本当に良かったです。
改めて本当にありがとうございました。