2022.06.30 横浜元町

お二人の過去と未来を繋ぐ結婚指輪

お二人が初めてithに来てくださったのは

去年の12月でした。

 

そこから数ヶ月後。

結婚指輪について

たくさん話し合ったアイデアを紙にまとめて、

再びアトリエを訪れてくれました。

 

 

お二人がこだわったのは、

指輪の内側に入れる刻印デザインです。

 

お付き合いを始める前からの恒例となっていた、

灯台の前での写真撮影を再現。

 

お二人の大切な思い出を刻む素敵なアイデアに、

私もわくわくしたことを覚えています。

 

 

灯台の前でポーズをとるお二人は、

それぞれの誕生石である

”ガーネット”と”エメラルド”で表しました。

 

ご家族が増えた時に、

誕生石を追加で留められるように

左側にスペースを空けたのも大切なこだわりです。

 

現在は灯台はもう無くなってしまったそうですが、

結婚指輪の中でお二人の未来を照らし続けてくれる

特別なお守りになりましたね。

 

 

灯台とお二人を表現した誕生石の間には、

指輪を二本重ねると完成する、

女性手描きのリースのイラスト。

 

途切れることのない輪っかは、

いつまでも続くお二人の幸せを願ったモチーフです。

 

 

ベースとなる指輪の形は《ヴィバーチェ

指の根元にしっかり沿う着け心地や、

こだわりの刻印が見えやすい幅感も大切にしました。

 

男性の指輪は、

質感の違うマット加工を二面施し、

全体的に落ち着いた仕上がりにアレンジしました。

 

女性の指輪は、

光沢のある面にはダイヤモンドを3石留めて

結婚指輪の特別感をプラス。

 

片面には男性のアレンジと同じ槌目模様を施し、

おそろい感をぐっと強く感じられるお仕立てになりました。

 

 

お二人が紡いできたこれまでの思い出と、

これからの明るい未来を繋ぐ結婚指輪

 

人生にそっと優しく寄り添う、

そんな存在になってくれたらうれしいです。

 

 

つくり手 松井

横浜元町アトリエ

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