2024年6月に10周年を迎えたithでは、
指輪を制作いただいたお客さまをご招待し
感謝の気持ちを込めて撮影イベントを行いました。
約3年前に担当させていただいたお二人との再会。
少しの緊張を感じつつも
久しぶりにお会いできることが嬉しく、
胸が高鳴りました。
3年前の出会い
結婚指輪を検索し、探す中で
いくつかデザインの候補を見つけた女性。
ブランドを調べると、
気に入ったデザインの多くがithの指輪だったそう。
見に行ってみよう!とお越しくださったのが
お二人との出会いでした。
指輪選び
「流れるように留まるダイヤモンドが好き」
実際に試着することで見つけたお好みでした。
そのお好みを大切に選ばれたのは《マルカート》。
繊細な輝きを放ちます。
コンビネーションカラーに。
男性は幅を太くし、
S字カーブにはヘアライン加工を施しました。
形状はお揃いで選ばれましたが、
ご自身らしさも感じられる指輪となりました。
梅田アトリエでの再会
約3年ぶりの再会。
そこには変わらないお二人と、
お二人によく似た可愛らしい小さな女の子の姿も。
初めてお会いしたときは、ご婚約中だったお二人。
その後ご結婚され、お子さまも誕生するなど、
指輪をお仕立てした後の歩みを知ることができ
つくり手として感慨深く、幸せな気持ちとなりました。
"3年が経過し、今指輪はどのような存在ですか?"
お二人に伺いました。
結婚指輪を着けるのは休みの時だけ。
「だからこそより特別を感じる」
とお話しくださった男性。
保育のお仕事をされている女性は、
「指に馴染んでいて仕事中もずっと身に着けています」
とお話しくださいました。
着ける頻度は違えど、
指輪を大切に思われているお気持ちは同じ。
どんなときでも指輪がお二人にそっと寄り添い
お二人を繋ぐ特別な存在であることを、
お話をお伺いする中で感じました。
これから何年経ってもそう思えるような、
特別な存在であり続けますように。
またご家族皆さまにお会いできる日を
楽しみにしております。
つくり手 宮本