はじまりは、男性がご友人さまと一緒に
ご婚約指輪の相談にお越しいただいたことでした。
以前より女性がithに興味を抱いていたことを
昨晩ふと思い出した、とお話ししてくださいましたね。
記念日のご旅行で贈る
指輪選びをお手伝いさせていただきました。
重ねづけを意識したご婚約指輪
女性がご結婚指輪で気になっていたのは
カーブのデザインだったそう。
いつか重ねづけができるようにと
《フューメ》はイタリア語で“香り”という意味があります。
香りは、体にまとうことで癒されたり、
自分に自信を持つことができたりします。
また、ダイヤモンドは縁起のよい
エンジェルナンバーの0.222ct。
ダイヤモンドは巡り合わせ。
まさに運命的な出会いでしたね。
女性への深い愛情をご婚約指輪に込めました。
ご婚約指輪につづいて
ご婚約指輪をご納品してすぐに、
今度はお二人でご結婚指輪の相談に来てくださいました。
女性とは初めまして。
「緊張しています！」と、素直で可愛らしい方でした。
「シンプルでいい」と仰る男性に対し、
女性は「自分の好みで選んでほしい」という気持ちがあることなど
お話を聞かせていただいてから、ご試着に移りました。
お揃いのベースに、それぞれの個性を
前に男性が仰っていた通り、
女性はカーブやツイストなど動きのあるデザインがお好み。
男性もひねりのある形がお好みで、
お二人とも感性が似ていましたね。
最終的にお揃いの《マルカート》をお選びになりました。
小さなお子様と触れ合う機会が多いと仰る女性。
「汚れてしまうかもしれないから」と
ダイヤモンドを留めないことを決意。
その代わり、スターダスト加工で
キラキラした見た目にアレンジしました。
お仕事でも気兼ねなく、身につけていけそうですね。
男性は「結婚指輪らしさ＝鏡面加工」とお考えでしたが
正面のラインだけになら一部マットでも！
とお気持ちが変わりました。
お揃いのベースに、
それぞれお好みのテクスチャーをアレンジした
お二人らしいデザインに仕上がりましたね。
最後に
ご納品から早くも一年が経とうとしていますが、
お二人との指輪選びの記憶は
今も色濃く残っています。
お二人にとっても、アトリエでの時間が
素敵な思い出となっておりましたら幸いです。
またいつでも遊びに来てくださいね。
つくり手 松川
