お二人はご入籍をまもなく控えた秋に
アトリエへお越しくださいました。
指輪についてたくさんお話をして
男性が選ばれたのは
さりげないこだわりが詰まった
《クラシコ》でしたね。
指輪の全周に、
穏やかな揺らぎがかかったフォルムは
シンプルながらもさりげない
アクセントが加わったデザインです。
職人の手仕事によって生み出される形は
世界に一つだけの味わいある仕上がりに。
続いて女性が選ばれたのは、
指輪の内側に凹凸のある
この凹凸は、二つの地金を貼り合わせる時に
職人が工具で摘んだ跡を残したものです。
正面から見た時に、
さりげなくプラチナの地金が見えるような形にも
こだわりました。
また、女性は
お母さまが身に着けられている指輪への憧れから
コンビカラーを選びたいと
素敵な想いも聞かせてくださいましたね。
お互いの好みも大切に選んでいくと、
シンプルさの中にも
それぞれさりげないアクセントが加わった
デザインにたどり着いたお二人。
自然とお揃いになったマットの質感は、
グッと結婚指輪らしい揃った印象を感じさせます。
それだけでなく、
“指輪に職人の手仕事が込められた形“も
お二人だけに分かる
素敵なお揃いのポイントになりましたね。
ご納品の際には、
ずっとお二人が身に着けていたかのように
お二人のお手元へすっと馴染んでいて
とっても嬉しくなったのを今も覚えています。
お二人の優しい笑顔と
温もり溢れる指輪が本当にお似合いでした。
これからも指輪のある生活を
楽しんでいただけたら嬉しいです。
お二人の末永い幸せを
アトリエよりずっとお祈りしております！
つくり手 山口
