”重ね着け”という新しいアレンジ方法
アニバーサリーリングCamminoは、重ね着けすることで、さまざまなデザインを楽しむことができる指輪です。
お手持ちの結婚指輪とはもちろん、Cammino同士を組み合わて楽しんだり、身に着ける指によって印象を変えることもできます。
指輪のコーディネートと聞くと、難しそうな印象ですが、組み合わせてみると意外と簡単!
”好き”を大切に、自由なコーディネートを楽しんでみてください。
結婚指輪とのコーディネートをご提案
今回は、実際に着用している結婚指輪とCamminoで、コーディネートを組んでみました。
指輪選びのご参考にしていただけたら嬉しいです。
結婚指輪は、イエローゴールドの地金で制作した《アンダンテ》です。
指輪の幅は、3.0㎜で仕立てました。
経年変化で、指輪の表面に刻まれた小傷がお気に入りです。
地金を3色重ねても、馴染みのいい組み合わせ
アンティークで可愛らしい雰囲気は、使い込んだ結婚指輪とだから、馴染むコーディネートです。
《ロンターノ》は、スターダストのテクスチャを施しています。
ダイヤモンドの先端を、地金に打ちつけて凹凸を作るスターダストは、星のかけらを集めたかのよう。
細身の指輪でも、テクスチャの細かさがよくわかりますよね。
使い込むと指輪の表面が摩耗し、風合いが変わるのも魅力のひとつです。
シンプルに仕立てた結婚指輪とだからこそ、《ブソーラ》を重ね着けしました。
ダイヤモンドの輝きが欲しいなと、日によって変わるお好みも、Camminoと組み合わせることで楽しむことができます。
同じ地金を重ねて質感の違いを楽しむ
《カミナーレ》と《アルベラータ》で重ね着けすると、大人っぽい印象に。
フォーマルな服装のときにも、身に着けやすいコーディネートになりました。
《カミナーレ》は、表面に”ダイヤカット”という技法で、細いラインを施しています。
この細いラインを均一に施す作業は、すべて手作業です。
細身の幅に、これだけ美しくラインを施せるのは職人だからこそできること。
光の加減で変わる陰影が、美しいです。
《アルベラータ》は、指輪の中心に施されたミル打ちが存在感のあるデザインです。
ミル打ちが入ると、全体が引き締まってみえます。
重ね着けの、いいアクセントになりますよ。
《カミナーレ》と《アルベラータ》同じプラチナの地金でも、表面の仕上げで雰囲気はガラリと変わります。
お手元に、自分だけのオリジナリティを
どの指輪同士を重ね着けするのかも、ひとつのアレンジです。
Camminoで、オリジナルな組み合わせを楽しんでくださいね。
つくり手 平島