結婚指輪がゆるい!抜けやすい状態が紛失の原因に!?解決方法まとめ

ぴったりサイズで作った大切な結婚指輪。毎日身に着けているけれど、最近ゆるくなってきたということはありませんか。


人間の身体は日々の変化に敏感です。自分の指にぴったりなサイズで作ったはずの結婚指輪でも、季節や体調の変化でゆるくなってしまったり、抜けやすくなることもあります。


結婚指輪は左手の薬指に着けると決めている人が多いため、ゆるくなっても他の指に変えるわけにもいかず、簡単に抜けるようになると困りますね。


抜けやすい状態での着用は紛失の原因になります。そして、大切な結婚指輪はいつでも身に着けていたいもの。抜けやすい結婚指輪は、サイズ直しを依頼したり、市販のアジャスターでサイズ調整をし、安心して身に着けられるようになります。


ゆるくなってしまった結婚指輪でも、抜け落ちる心配をせず身に着ける方法を紹介します。

 

結婚指輪がゆるいと感じる原因を知ろう

 

結婚指輪がゆるくなる原因は様々です。


ダイエットで指が細くなったのであれば理由ははっきりしていますが、原因が他にある場合は、一時的にゆるく感じているだけかもしれません。


一時的な原因であればサイズ直しをせずに


ネックレスにする

・アジャスターでサイズ調整する

・戻るまでジュエリーボックスなどに保管する


などで対処する方法もあります。


まずは結婚指輪がゆるくなる原因をご紹介します。

 

寒い冬の時期は指が細くなる


冬は寒さで血管が収縮し、水分も夏ほどとらないので、指が細くなる傾向があります。汗をかかず乾燥していることで、指輪が動きやすいのもゆるく感じる原因です。


夏にサイズを測った結婚指輪が、寒くなるにつれゆるくなったなら、季節の変化が原因かもしれません。


時間帯によって変わる。昼間は細くなりがち


朝起きてすぐは指にむくみがあり、昼~夕方は細くなる傾向があります。そして、夜は日中の疲れや飲酒などで再びむくみが出る人もいます。


個人差があるので全ての人に当てはまるわけではありませんが、指輪がゆるいのは時間帯が原因かもしれませんね。


特にむくみやすい人は、昼間だけ指輪がゆるくなっていないか観察してみてください。


さらに、女性は月経周期の影響も受けます。


生理後、気持ちも身体もすっきりした状態の日中は、アクティブになり、むくみが取れるだけでなく、実際に体脂肪が減って指が細くなることもあります。

 

妊娠・出産の体重変化で指も変わる


今後、妊娠・出産の予定がある人は、結婚指輪が少しゆるくても、サイズ直しをするのは少し待ちましょう。


また、女性が妊娠中に結婚指輪サイズを測った場合、出産後にゆるく感じることがあります。


妊娠中、特に妊娠後期になると、むくみや体重増加の影響で指は太くなります。中には、産婦人科で結婚指輪を外すよう指導される人も。


緊急で手術が必要なときに指輪が外れないといけないため、指輪をカットせざるを得ない場合があります。


出産すれば、ゆっくりですが自然と元のサイズに戻りますので、妊娠中は外しておくなど対策をしておくことをおすすめします。


産後太りで指のサイズが変わってしまう場合も考えて、結婚指輪はゆるいままで保管しておき、体型が戻っても入らない場合は、サイズ直しを検討してください。


もしもダイエットを決意したなら、「結婚指輪が入るようになるまで頑張るぞ!」という目安にするのもいいですね。

 

急なダイエットや指のむくみ


指にも脂肪はついていますので、ダイエットで体脂肪が減れば、その分指は細くなります。


また、むくみで1~1.5号ほどサイズ感が変わる人もいます。むくみのひどいときに、ゆるめのサイズの指輪を選んでしまうと、むくんでいないときにはかなりゆるく感じることも。


むくんでいると感じた時にマッサージをすると指輪がゆるくなるのであれば、むくみが原因と考えられます。

 

結婚指輪がゆるいと感じたらサイズ直しすべき?


抜け落ちるくらいにゆるい指輪は、すぐサイズ直しをした方がよいですが、少しゆるいと感じるほどであれば、少し様子を見ましょう。


ただ、ゆるいままずっと身に着けていると指輪が変形する原因になります。


変形しても着脱にはそれほど問題ないと思いますが、気になる人はサイズ直しを検討してください。

 

ゆるいの目安。くるくる回るは様子見


根本にあると指輪が回ってしまうけれども、関節で止まっている場合は、紛失の可能性は低いので様子を見ましょう。


いつも以上にむくみがなくスッキリしているだけかもしれませんし、体調に変化があれば普段通りの付け心地に戻ることもあります。

 

ゆるいと抜けやすいは違う


指輪がどれぐらいゆるいとサイズ直しが必要なのでしょうか。少しゆるいなと感じる程度であれば、しばらく様子を見てもよいでしょう。


前述のように指輪がゆるくなる原因は色々あるため、焦ってサイズ直しをしてしまうと、後できつくなるかもしれません。


しばらく着けていても、着け心地に変化がない場合は、痩せたことが原因で指輪がゆるくなってしまったと考えられます。


病気などで一時的に指が細くなった場合は、しばらく着けずに保管しておいても良いですが、痩せたことが原因でゆるい着け心地が気になるならば、サイズ直しを検討しましょう。


自然に落ちてしまうほど抜けやすくなってしまった指輪は、早急に対応が必要です。

 

日常生活で抜けるって思ったら直すことを考えよう


手を洗った拍子に落ちてしまうなど、普段通りの生活をしていて抜けてしまうようであれば、サイズ直しをしましょう。


知らない間に落として紛失してしまっては大変です。


頻繁に落ちるようなら着用せず、サイズ直しをするまでの間はチェーンに通してネックレスにするか、保管しておきましょう。


わざわざお店に持って行くのが面倒に感じるかもしれませんが、失くなってからでは遅いです。


サイズ直しをする時に磨き直しもしてもらえるので、指輪交換をした時のようにピカピカになって返ってきますよ。

 

結婚指輪サイズ直しの方法


サイズ直しは、指輪を目立たない所でカットして調節する方法が一般的です。


サイズアップの場合は金属を付け足し、サイズダウンの場合は余分を切り取ります。


切った所は、ロウ材で溶接(=ロウ付け)します。ロウ材は、ゴールドプラチナなど、指輪と同じ金属が主な成分ですが、溶ける温度は少しだけ低くなるように作られています。


指輪を熱していくと融点の低いロウ材が先に溶け、隙間を埋めてくれます。


隙間といっても、切り口は髪の毛一本分もないように合せてあるので、ほんの少しのロウ材が毛細管現象によって隙間に流れ込むイメージです。


金属を溶かしてつなぐので、接着剤のように取れることもありませんし、きちんとロウ付けできていれば継ぎ目もほとんど分かりません。


ロウ付けが終われば磨き直して終了。ほとんどの指輪のサイズ直しでおこなわれている修理方法です。


以前からジュエリーの素材として使われているプラチナゴールド、シルバーは上記の方法でサイズ直しができます。


しかし、近年装身具の素材として用いられるようになったチタンなどの素材は、従来の修理法が向かないため、直せる工房は限られます。


また、一度指輪を切断するため、全周にデザインや石留めがされている指輪は直した所が分かる場合があります。

 

直す前に!結婚指輪がゆるいと感じた場合の対策


市販のリングアジャスターを使えば、2号ほどサイズを小さくすることができます。


リングアジャスターとは、透明の樹脂を指輪に装着することでサイズを調整するものです。多くはコイル状になっており、希望のサイズに調整できるよう何種類か用意されています。


汚れたらアジャスターを交換できますし、アジャスター本体も安価ですので、簡単にサイズ調整ができる方法です。

 

結婚指輪はゆるいときついはどっちがいい?


結婚指輪がゆるいほうがいいか、きついほうがいいかは、着ける人のライフスタイルによります。


ただし、あまりにもゆるい指輪はゆがみの原因にもなるので、サイズ調整をしたほうがよい場合も。すでにゆがんでしまった指輪も、サイズ直しをすれば元の形に戻すことができますよ。

 

ゆるめを選んだ方がよい人①仕事で頻繁に指輪を外す人


指の根本に着ける分には問題がなくても、抜くのが痛いという指輪は、仕事上頻繁に外さなければならない人には辛いです。


着脱が手間ですと、そのうち結婚指輪を身に着ける習慣がなくなってしまう可能性もあるので、すっと外せる程度のゆとりがあった方がよいでしょう。

 

ゆるめを選んだ方がよい人②太りやすい体質の人、むくみがちな人


太りやすい人が、指の入るギリギリのサイズを選んでしまうと、年を重ねてサイズが変わると入らなくなることもあります。


むくみが出やすい体質の人も要注意。指がスッキリしている時にきつめのサイズを選ぶと、むくんでいる時にはきつくなるかもしれません。


ゆるいのは心配だけどむくみがちという人は、指輪の断面が内甲丸になっている指輪がおすすめ。

内甲丸は、指輪の内側の角を落として滑らかな指通りにしてあるので、少しきつめでも着脱しやすいです。

 

きつめを選んだ方がよい人①先細指、関節だけが太い指の人


指の形が指先に向かって細くなっている人は、きつめの指輪が抜けにくくおすすめです。


指の関節だけが太く、指輪が関節を通る時だけきついという人も、少しきつめがよいでしょう。


きつめを選んだ方がよい人②指輪を頻繁に外さない人


常に指輪をつけている人は、少しきつめの指輪でもそれほど問題はありません。

ただ、抜けなくなってしまうと指輪を切って外すことになるため、たまに抜くことができるかをチェックしてください。

 

まとめ


結婚指輪が抜ける、抜けやすくなったと感じる人は、そのまま身に着けず、サイズ直しなどの対策をしましょう。


シャンプーや手洗い中など、落とすと見つけにくい場所が一番落としやすい場面でもあるので、油断は禁物です。


サイズ直しが確実ですが、一時的に中指や、右手の薬指に着けるなど、ゆるくない指に着けてもかまいません。ネックレスにしても映えますね。


とにかく紛失しないことを一番に考えてください。


着ける指を変えたくない場合はアジャスターを活用しつつ、サイズ直しも視野に入れましょう。


指が細くなったのが一時的であれば、日によって指輪がゆるく感じたり、丁度良く思えたりしますので、抜けるほどでない場合は様子見を。心配な人はアジャスターを使ってみてくださいね。


大切な結婚指輪サイズがゆるいと心配になってしまいますが、サイズ直しやそれ以外の対策をご紹介しました。


これを参考にして、あなたの結婚指輪をいつまでも大切にしてくださいね。

 

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