2022.11.18

指輪の形状で変わるお手元の印象

 

秋も深まり、外に出ると青空に紅葉が映える季節ですね。

緑色だと同じように見える木々たちも

秋になると各々の個性を見せてくれます。

 

今回は、指輪の形状についてのお話です。

一見どれも同じようにみえる指輪ですが、

実はそれぞれに個性を持っています。

その違いや良さをご紹介しますね。

 

指輪の形

甲丸

指輪の断面がかまぼこ型に作られた形状の〈甲丸〉。

結婚指輪としては一番スタンダードな形状とされています。

丸みが特徴のためぷっくりと可愛らしい印象や、柔らかな雰囲気がありますね。

指あたりが優しいところも特徴の一つです。

 

アンダンテ

 

平打ち

指輪の断面が四角形の形状の〈平打ち〉。

全ての指輪の原点となる形です。

平打ちの形状から角を落としていくと甲丸や鎬(しのぎ)の形に変化して行きます。

エッジが立っていることで、すっきりとシャープな印象です。

 

クアトロ

鎬(しのぎ)

平打ちの角を取った形状の〈鎬(しのぎ)〉。

つけ心地の優しさと、シャープな印象を併せ持った

いいとこ取りの形状となっています。

シンプルに見えて、少しの個性が見えるところも鎬の形の魅力です。

 

トレモロ

 

平甲丸

甲丸のぷっくりとした雰囲気は残しつつ、

指輪の表面と側面の切り替えがはっきりとしている〈平甲丸〉。

優しい印象を持ちながらも緊張感のある

メリハリの効いた形状です。

 

ダカーポ

 

剣腕

指輪の断面が三角形の〈剣腕〉。

指輪の真ん中が山型になっているため、

陰影がはっきりとわかる形状です。

一見、山の角が指に当たりそうと思われる形状ですが

ithではつけ心地を大切にしているので

少し丸みを持たせてお仕立てしております。

 

スペリオーレ

 

 

お手元にしっくりくる形を求めて

今回ご紹介した指輪の他にも、

ithでは様々な形状の指輪をご用意しております。

つくり手が丁寧にお話しさせていただきますので

ぜひ足を運んでみてください。

 

アトリエでお会いできることを楽しみにしております。

 

つくり手 山本

柏アトリエ

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