「人と被らない、世界で一つだけの指輪を作りたい」
という想いで、ithへお越しいただいたお二人。
指輪のお好みについてはもちろんですが、
お二人のお名前の由来やご入籍日の決め方など、
指輪以外のお話しもたくさんさせていただきましたね。
お二人らしさいっぱいの
思い入れが詰まった指輪になりました。
そんな素敵な指輪をご紹介させてください。
お揃いの形に自分の好みを詰め込んだ結婚指輪
まずは結婚指輪のご試着からスタート。
お二人で一緒に身に着けるものだからこそ、
お揃いであることが大切でしたね。
それぞれ好きな指輪がたくさんありましたが、
お二人の好みが一致したのは《マルカート》。
偶然にも同じ指輪に辿り着いたことで、
「絶対この指輪だね!」と納得されたご様子でした。
女性の指輪は、より可愛らしく心躍るデザインになるよう
男性の指輪はシンプルさを優先し、プラチナ単色で。
女性のコンビカラーとリンクさせるように
〈鏡面〉と〈メーゼ〉の二つの質感を施しました。
お互いの大切にしていた好みは生かしながらも、
お揃い感と遊び心が楽しめるペアに仕上がりました。
“結婚の印”という意味を持つ《マルカート》
お互いを想い合う優しいお二人にぴったりの、
特別な結婚の印になったと思います。
お二人のお名前の由来から選ばれた婚約指輪
婚約指輪は男性からの贈り物ということもあり、
意味合いや想いをとても大切にされていましたね。
《ホルン》をお選びいただき、
お二人らしさを込めることにしました。
こだわりは、ダイヤモンドを支える石座側面に
三角形の透かしをプラスしたことです。
ダイヤモンドは、内部に取り込んだ光を
全て反射して輝く「全反射」という性質を持っています。
透かしがあることで、
ダイヤモンドがどの角度からも光を受け、
きらきらと放射状に輝きを放つようになるのです。
男性のお名前は、
日の光に照らされた様子が由来だと
お話ししてくださいました。
透かしからたくさんの光を受け入れる《ホルン》が
男性のお名前を表したような婚約指輪となり、
「これ以上ない思い出や想いが詰まった指輪になりました」
ととても喜んでくださいましたね。
お二人の素敵なエピソードから生まれた、
世界で一つだけの指輪が仕上がり、
私も心から嬉しく幸せな気持ちでいっぱいでした。
お守りのような3本の指輪
内側には、お二人の誕生石として
ご自身の誕生石であることはもちろん、
お名前の由来にも関係することから
エメラルドが大好きだという女性。
お守りのようにお二人に寄り添う仕上がりになりました。
本日6月2日はご入籍日と伺っておりましたが、
無事に婚姻届は提出できましたでしょうか。
改めましてご結婚、本当におめでとうございます!
お二人らしさがいっぱいに詰まった指輪とともに、
これから素敵な思い出を作っていってくださいね。
たくさんの幸せが訪れますように。
またお二人とお会いできる日を楽しみにしております!
つくり手 中澤