もしかしたら海外へ転勤となる男性。
日本にいるうちにご結婚を予定しているお二人は、
寒さが厳しい冬のある日に
銀座アトリエにお越しくださいました。
憧れや結婚指輪といえば…というイメージ。
様々な考えがあった中で、
「実際に試着してみないとわからないものですね。」
と少しずつお二人らしい
指輪のかたちを固めていきましたね。
憧れとイメージを“似合う”に組み合わせて
お仕立てした3つの指輪は、
キラリと鏡のような光沢感が美しいデザインに。
女性の憧れのピンクゴールドでお仕立ていたしました。
一方でお二人で身に着ける結婚指輪は、
憧れとイメージを大切にしつつ、
お二人に合った指輪になりました。
お揃いであることを大切に選ばれました。
最後は女性が音楽を嗜んでいることもあり、
音楽用語が名前になっていることが
決め手のひとつとなりましたね。
恋のキューピッドの持つ弓矢を
モチーフにした《アロー》には、
愛を込めて刻印を。
男性が考えたシンプルな刻印は、
女性へのまっすぐな愛を表現しているかのようです。
ご納品のあとに、
「ithの大ファンです。」
そうおっしゃってくださったお二人。
指輪だけではなく、
ithも気に入ってくださってことが
とても嬉しかったです。
私はお二人のファンとして、
末永い幸せをアトリエより願っておりますね。
つくり手 髙山