男性と初めてお会いしたのは、2018年10月。
「明るくて一緒にいると元気になれる相手なんです。
そんな彼女が、本当に喜ぶものを贈りたいと思っています。」
そうご相談してくださいましたね。
たくさん話し合い、まずはプロポーズをと、
その日は《プロポーズリング》をお選びに。
どこか緊張したような面持ちで、
お帰りになられた事を覚えています。
そして同月の終わり頃、プロポーズ成功のお知らせとともに、
男性がおっしゃっていた通りの、
明るく笑顔がとても似合う女性を連れて、
もう一度、アトリエに足を運んでくださいました。
「普段使いを想像しながら」
いろいろな形を試着してみては、
どの形が一番しっくりくるのか、何度も試着を重ねていきます。
その中で、ダイヤモンドの主張があまり強くなく、
だけど物足りなさを感じさせないArrow《アロー》を、
「カジュアルな服装でも着けやすい」と気に入ってくださいましたね。
地金をプラチナにすることで、凛としたシルバーの色味が、
カジュアルな雰囲気だけではなく、
エンゲージリングとしての特別感を醸し出します。
ithの始まりである“吉祥寺”。
お二人の始まりも、“吉祥寺”だったそうです。
そんなご縁を大切に感じ、
ithを選んだとお話を聞かせてくださいました。
お二人の夫婦という新たなスタートに、
またこうして新たなご縁をいただけたことに、
心から感謝しております。
お二人の幸せが永遠に続いていきますように。
銀座アトリエより祈っています。
つくり手 / 平島 郁美