2018.03.01 銀座

テクスチャ違いで仕立てた槌目模様の結婚指輪


初めは「まだ好みがよくわからない」と仰ってたお二人でしたが、

Tsutime Haru《槌目 春》を試着して、お二人で気に入ってくださいました。


芋鎚という金槌を使い1面1面手打ちで作った、

槌目模様の細やかな多面体がお好みでしたね。





男性は表面をヘアラインというつや消しで仕立てました。


スポンジを使い丁寧にツヤを消していくこの仕上げで、

さらにクラフト感を感じるリングに。


女性は男性とは反対の光沢で仕立てました。


光にあてると沢山の面が、

やわらかい春の日差しのようにキラキラと輝きます。


地金の色味や表面のテクスチャは違っても、

槌目模様を合わせるだけで、

お揃いの雰囲気がグッと高まりましたね。





内側の刻印はお二人の入籍日にちなんだ文字を。

1石づつ留めたガーネットが、

二人の門出を見守る太陽の様に感じられます。





好みがわからずリングを探し始め、

最後は同じお好みでリングが決まったお二人。


「結局お揃いじゃん!」と、

顔を見合わせ楽しそうに仲良くお話する姿が、

とっても印象的で今でも覚えています。


お二人の幸せがこれから先も、

ずっと続いていきますように。



つくり手/平島 郁美



Male:マリッジリング/Pt900(プラチナ

Female:マリッジリング/K18YG(イエローゴールド)


Tutime  Kunpu《槌目 薫風》

Tsutime Haru《槌目 春》


銀座アトリエ

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テクスチャ違いで仕立てた槌目模様の結婚指輪