初めてお会いしたのは
お二人の大切な入籍のお日にちでした。
一つ一つ職人がお仕立てする
ithの指輪に惹かれてくださり
指輪の試着を楽しんでくださったのを覚えています。
たくさん見ても、変わらなかったこと
たくさんのお店を見て分かったのは
ミル打ちが好きだということ。
結婚指輪らしい上品さと手仕事の温かみ。
どちらも感じられるところがお好きだと
教えてくださいました。
お二人が選ばれたのは
男性は、トップに月桂樹をモチーフにした
彫り模様を施しました。
ヨーロッパでは、月桂樹は
"幸せの木"と呼ばれています。
自然のエネルギーに満ちた彫り模様と
繊細なミル打ちとのコントラストが美しい
唯一無二の仕上がりになりました。
女性は、ダイヤモンドを
ランダムに5pc留めるアレンジに。
まるで、シャンパンの泡が
下から上へと流れていくような
遊び心のあるデザインになりましたね。
結婚指輪とともに過ごす、お二人のこれから
ご納品から早くも2ヶ月が経ちました。
少しずつ、指輪がお手元に馴染んできた頃でしょうか。
シャンパンの泡には
「幸せ」という意味が込められているそうです。
シャンパンの泡のように
お二人の結婚生活が幸せ溢れるものとなりますように。
またアトリエでお二人にお会いできる日を
楽しみにしております。
つくり手 古川