2017.04.01 横浜元町

やわらかな多面体と、シンプルな甲丸をひとつのリングにお仕立てした結婚指輪

コンビカラーのデザインからインスピレーションを受けて、結婚指輪をお仕立てしました。

 

女性はふたつの地金を使って、コンビのリングにしたいというご希望。男性はシンプルで着けやすいもの、そしてなるべくお揃いがいいな、とのことでした。

 

ポコポコとやわらかく優しいかたちの多面は、女性のお気に入り。

 

ふたつの異なる地金を使っていることを強調するため、細くシンプルな甲丸リングと、多面のリングを重ね合わせるデザインにしました。

 

 

 

 

多面体の部分の色ははゴールドの艶消し、甲丸リングの部分はプラチナの光沢仕上げで。

 

ゴールドは、マットな加工だとより肌に馴染む優しい印象。“意外と派手ではないんだね” と、男性も気に入ってくれましたね。

 

 

 

 

華やかさをプラスするため、女性のリングにはダイヤモンドをお留めしました。

 

シンプルなプラチナのリングと、エッジがやわらかく優しい雰囲気の面が個性的なゴールドのリング。

 

そんなまったく異なるふたつのリングがひとつに合わさり、新しいデザインが生まれました。

 

幅や仕上げのバランスを考えて、お二人と丁寧にデザインを考える時間は大切なプロセス。

 

それぞれは違った雰囲気のリングでも、お互いの良さを引き立てあう、そんなバランスのとれた素敵なリングになったと思います。

 

ゴールドプラチナの組み合わせが、支えあい協力し合う、夫婦という長い道を歩むおふたりの誓いの証にふさわしい結婚指輪となりましたね。

 

 

おふたりの幸せが、永遠のものでありますように。

 

 

つくり手 多田 真梨子

 

 

Male:マリッジリング/Pt900・K18(プラチナ・ゴールド)
Female:マリッジリング/Pt900・K18(プラチナゴールド),ダイヤモンド

 

結婚指輪 La Coppia《ラコッピア》

横浜元町アトリエ

この記事はいかがでしたか?

回答すると、ほかの方の反応がわかります。
あなたはどっち?

この投稿をシェアする

やわらかな多面体と、シンプルな甲丸をひとつのリングにお仕立てした結婚指輪