2020.01.20 横浜元町

結婚10周年の記念リング

仕事を少し早く切り上げて
アトリエに駆けつけてくださった男性。


結婚10年を祝う
記念リングをお探しでした。


「以前は”ブランド”に
ステータスを感じていましたが、
歳を重ねるにつれて”一点もの”に
惹かれるようになりました」と
お話ししてくださいましたね。









結婚10周年は錫(すず)婚式といいます。


”錫のように柔らかく清く歩んできたこと”を
記念する年で、
スウィートテンとも呼ばれています。


結婚記念日には
その年のお祝いにふさわしいものを贈り
ささやかにお祝いをしているそうですが、


「10回目の記念には
日頃の感謝も込めて指輪を贈りたい」と
思っていたそうです。









ハーフエタニティデザイン
いくつかご覧いただき、
それぞれをご紹介。


10周年記念にちなみ、
ダイヤは10ピースで
お仕立てすることになりました。


普段にも使えるよう
結婚指輪との重ね着けも視野に、
ダイヤモンドが留まる部分は平たくして
手のひら側は丸みをつけるなど、
デザインを考えていきましたね。









ダイヤの輝きを際立たせるため
プラチナの素材を使用することが
一般的ですが、
今回はプラチナより幾分温かみのある
ホワイトゴールドを選ばれました。


大人の女性によく似合う
シックで落ち着いたデザインの色味で
使い込むと風合いも出てきます。


大粒なダイヤモンド
リングに埋め込んで留める
”彫留め”でセッティングすることで
引っかかることなく身につけられ、
見た目もスッキリとしましたね。









当日のサプライズのために
「「中華街に食事をしに行こう」と
奥様を連れ出した」と話してくださいましたね。


完成したリングを見て満足そうな男性と、
「いつもアクセサリーをつけない人なのに
好みとかわかるもんなんですね。」と
驚きと感動をされていた女性。


お二人が話している様子を見て、
今までの10年がほんの少しだけ
垣間見えたような気がしました。


これからこの先も永遠に
幸せが繋がっていくように願っています。




つくり手  前田




Female:《ご参考:オーダーメイド》Pt900(プラチナ)

横浜元町アトリエ

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