“シンプル＋自分らしさ” を叶えたい
長く愛用できる結婚指輪として、シンプルなデザインには安心感があります。
だけど、それだけでは、ちょっと物足りないものですよね。
甲丸や平打ちなど、シンプルなフォルムの結婚指輪は、飽きることなく長く愛用することができます。
奇抜さはなくても、個性を出すことができる“クラフトテイスト”。
職人の手仕事の技が指輪に表情を与える、“シンプル＋個性”の願いを叶えた結婚指輪を見てみましょう。
ちょっとした“自分らしさ”
“シンプルなフォルムのイエローゴールドで、丸いダイヤモンドが1石留まっている” という、お二人が描く結婚指輪のイメージをそのまま形にしました。
よく見ると、少し形に違いがあるふたつの指輪。
男性は、Tremolo《トレモロ》のフォルムを選ばれました。
指輪の角に斜面を作り出し、立体感を生み出したデザインです。
イエローゴールドの指輪に、柔らかなマットテクスチャーの“ヘアライン” を施しました。
女性の指輪は、最もオーソドックスなAndante《アンダンテ》がベースです。
《アンダンテ》を、男性とお揃いの色・質感で仕上げ、憧れのダイヤモンドを1粒、爪のない“伏せ込み”でお留めしました。
男性は少しシャープに、女性は丸みを持たせて柔らかく、少しニュアンスを変えて仕上げたシンプル・マット・イエローゴールドが共通点の結婚指輪です。
ペアで作り出す世界観
お互いの好みを尊重しつつ、ペアで醸し出すムードを大切に選ばれた結婚指輪です。
男性がのデザインはRonde《ロンド》で、シンプルなフォルムにヘアライン加工を施した、肌馴染みのよさが魅力です。
《ロンド》のリング幅を、しっかり太めの5.0㎜で仕立てたことで、男性の大きな手によくお似合いに。
女性は、エッジのきいたQuattro《クアトロ》をベースに、シャープなイメージで。
植物のスターアニスをモチーフにした、和彫りが輝くAnise《アニス》の彫り模様を加えています。
《アニス》の鋭角的に施された彫り模様は、光を受けて力強くシャープに輝きます。
彫り模様をトップの一部分にだけ施すことで、程よい華やかさがある落ち着いたデザインに仕上がりました。
男性とお揃いのヘアライン加工を施し、個性もペア感もある世界にひとつの結婚指輪が完成しました。
結婚指輪らしさと、職人の手仕事
“シンプルな中に、人と違ったワンポイントがある結婚指輪が欲しい”とお話されていたお二人は、彫り模様のあるデザインがお気に入りでした。
羽毛のような柔らかな彫り模様のAla《アーラ》は、職人が手で1本1本V字の彫り模様を施しています。
プラチナとゴールドの指輪を張り合わせて仕立てる、コンビカラー仕立ても特徴です。
お二人はプラチナをメインカラーに選ばれ、ゴールド部分には男性はイエローゴールド、女性はピンクゴールドを選ばれました。
女性の指輪にはミルグレイン小さな玉飾りの縁取りを加え、可愛らしさをプラス。
結婚指輪らしさにこだわりながら、お二人らしいオリジナリティのあるデザインに仕上がりました。
デザイン違いでも、お揃い感を
お揃いではないものの、お二人の指輪のかたちには“ゆらぎ” の共通点があります。
男性のお気に入りは、手で捏ねて作り上げたような、柔らかなフォルムのClasico《クラシコ》。
上下の幅に不規則な揺らぎがあり、指にフィットする感触が心地よい指輪です。
女性が選ばれたのは、アンティークジュエリーに用いられる“ミル打ち”を縁に施したMilgrain《ミルグレイン》。
小さな粒のひとつひとつを手作業で彫り込んでいく、職人の技が光るデザインです。
S字のフォルムで仕立てることで、男性の指輪との相性も高まりました。
嬉しいことに、S字カーブには指が長く美しく見える“錯視効果” があります。
それぞれのお好みを大切にしつつ、並んだときによく馴染む組み合わせで結婚指輪をお仕立てしました。
ニュアンスを大切にした、シンプルな結婚指輪
シンプルでありつつ、自分たちのムードによく馴染むデザインは、ちょっとしたアレンジで生み出すことができます。
ithの指輪は、ひとつひとつオーダーをいただいてからお仕立てしています。
お好きなデザインの指輪を選び、お好みに合わせてカスタマイズして仕立てるセミオーダーなら、質感・色味・装飾・リング幅の変更などで、初めてのジュエリー選びでも簡単にお好みのデザインを作り出すことが可能です。
また、ithではアトリエを訪れることが難しいお二人のために、オンラインアトリエを開設いたしました。
ゆっくり時間をかけて、お二人らしい指輪選びが叶うよう、ご自宅にいらっしゃるお二人をつくり手がサポートいたします。
シンプルな中にお二人らしさが感じられる、特別な結婚指輪が見つかりますように。
