“雨が降らなければ虹は出ない”
この言葉を表現された、お二人の指輪をご紹介します。
笑いが絶えないお二人との空間
もともとは女性お一人でお越しいただいたことが、
お二人との出会いの始まりでした。
「優柔不断だから先に一人で見ておきたくて…」と
教えてくださり、
キラキラした表情で楽しそうにご試着いただきました。
後日お二人でお越しくださり、
お二人の掛け合いに私まで笑いが止まらなくなるほど
楽しい時間を過ごさせていただいたことが印象的です。
そんなお二人のひと組はこちらです。
お二人の指輪のテーマ
男性は、元々"水"のイメージがお好きであることを
教えてくださいました。
《ピオージャ》はイタリア語で "雨" を意味します。
線の太さ深さ、密度などを計算しながら
丁寧に手作業で彫られます。
男性は一目惚れのように手に取ってくださいました。
女性は「婚約指輪っぽさも感じられるように」と
考えられていました。
《アルコバレーノ》はイタリア語で "虹" を意味します。
まるで雨上がりの虹を感じられるような、
雨の彫りの中で輝くプリンセスカットのダイヤモンド。
ビビっと惹かれるようにお二人が笑顔になられて、
私も本当にうれしく幸せな思いになりました。
お二人だからこその意味合いを込めて
お二人の指輪を合わせると、
“雨が降らなければ虹は出ない”になりますね。
"支え合い"という言葉が、目に見えても分かるような、
お互いを思いやるお気持ちに溢れたお二人。
時にはさまざまな感情になることもあるけれど、
その後には、きれいな虹が出る。
これからの生活の中で、
ふとした時に指輪を見て安心できる、
そんな存在になるよう願っております。
つくり手 勝岡