たくさんのコレクションリングの中から、
まずはお互いのお好みを知るところからスタート。
つけ心地にこだわったベースの形
お二人の目に留まったのは、
斜めのラインが特徴のデザインでした。
ベースの形として選ばれたのは、《マルカート》。
さりげないS字カーブの形が、
着けた時に確かなフィット感があると
感じてくださりました。
そして、他にも小さなこだわりが
たくさん出てきましたね。
お二人それぞれのこだわりポイント
男性は、ある質感をご試着した際に、
大きな反応を見せてくださりました。
それは、《槌目 秋》です。
(↓マルカートに槌目秋を施したお写真)
秋の空に広がる、うろこ雲をモチーフにした
あたたかな印象の槌目模様です。
小さな槌目模様なので、
肌触りがやさしいところもお気に入りでした。
一方女性は、
様々なデザインをご試着する中で見つけた
“コンビネーションカラー”。
見る角度によって、
指輪の表情が違って見えるところに
惹かれてくださいました。
「ピンク似合っているよ」と、男性からのお言葉。
満面の笑顔で喜び溢れたお姿は、
私の心に今でも残っています。
お二人の仲の良さが伝わるデザイン
そして、お二人でお揃いにした“ミル打ち”。
縁があることによって、
全体の印象を引き締めてくれる存在となりましたね。
最初は、どこまでお揃いにしていくのか
お二人それぞれの考えをお持ちでした。
自然とお揃いになったのも、
お二人の絆が深い証拠だったのかもしれませんね。
仕上がりをとても喜んでくださり、
じっくり指輪を観察されていたお二人のお姿に
私もとても嬉しくなりました。
これからも指輪と共に、
お二人らしい人生を歩んでいかれてくださいね。
つくり手 河原