“ネモフィラ”のお花をロケーションに
ウェディングフォトを撮影されたお二人。
その思い出を結婚指輪に残したいと、
オリジナルの刻印が入れられる
ithへご相談に来てくださいました。
たくさんご相談しながら辿り着いた
お二人の結婚指輪についてご紹介します。
試着の中で見つかった、お二人の大切にしたいポイント
お二人はご来訪前にたくさん指輪の画像を見て、
頭の中でデザインのイメージがある状態でお越しくださいました。
その中で、初めは《アレグロ》のような
流れるような動きがあるデザインがお好みとお話しくださいましたね。
お好みだった《アレグロ》含め、
他にも50種類以上あるithの指輪をつけ比べていただき
お二人が選ばれたのは《レガート》でした。
《レガート》は指を長く綺麗に見せてくれる
“U字形状”の指輪です。
手のひら側にもカーブをつけ、
握っても気にならないほど着け心地がいいのが特徴です。
毎日身に付ける結婚指輪だからこそ
お二人も《レガート》の“着け心地の良さ”を
気に入ってくださいましたね。
たくさんの指輪を試着することで見えてきた
“着け心地の良さ”と、
形状がお二人で”お揃いであること”をポイントに
ベースのデザインが決定いたしました。
仕上げはそれぞれのお好みで
形は“お揃い”になったので、表面の仕上げは、
それぞれお好みのアレンジをすることになりました。
女性はマットな質感がお好み。
左側にはithオリジナルの“メーゼ加工”を、
右側には少しツヤ感も残る“ヘアライン加工”を施しました。
ダイヤモンド3石の配置もこだわりポイントでしたね。
サンプルリングに希望の位置をマークしていただいて
それを職人に送り、同じ位置でダイヤをお留めしました。
男性はマットが映えるよう
左側はあえてツヤがある“鏡面加工”、
右側には一番ツヤが抑えられている
“ホーニング加工”を施しました。
形状を同じにしたことで
“お揃い感”もしっかり感じられるデザインが完成しました。
手書きの刻印
内側は全て、手書きの刻印をお入れしました。
なんといっても1番のこだわりは
お二人の思い出の花“ネモフィラ”ですね。
見返すたびに、ウェディングフォトの思い出や
ithで指輪をつくった思い出など
お二人の思い出が蘇る結婚指輪になりますように。
最後に
指輪の完成までの約二ヵ月間、
ずっと楽しみに待ってくださっていたお二人。
指輪の仕上がりを気に入ってくださり、
“一生の宝物にします”とおっしゃっていただけたことが
お二人の担当として、とても嬉しかったです。
お二人ならではの想いとこだわりがたくさん込められたご結婚指輪
ふとした時に、リング選びをした日のことを思い出していただけれ
またお二人にお会いできる日を楽しみにしていますね!
お二人の末永い幸せを祈っております。
つくり手 田中