2022.07.18 代表ブログ

可能性を広げる表参道アトリエ

つくる側と身に着ける側が近い距離で、本当にいいと思える理想の指輪づくりができる。ith表参道アトリエでは、7月から特別なオーダーをお受けしています。

 

お持ち込みの宝石を使ったリフォームや、カラーストーン、ファンシーカットのダイヤモンドなどを使ったフルオーダーメイド。一人一人違うお客さまのご要望に寄り添いかたちにするため、表参道アトリエのつくり手と共に、お客さまをお迎えします。

 

 

 

表参道アトリエは吉祥寺の次にできた場所で、土地柄、イレギュラーなご相談も多く承ってきました。

 

オープンした当初はバックヤードに工房があり、現工房長の石川がお客さまの理想とするかたちを具体的にするために、簡単な試作をつくってその場でお見せすることがあったり、いくつかのコレクションが誕生した場所だったりと、ものづくりとの距離がとても近いアトリエです。

 

そんな表参道のアトリエでこれから新たなオーダーメイドの試みをスタートすることは、とても楽しみです!

 

 

 

ithの出発点は、どうしたらお客さまの希望を具体的なかたちにすることができるかを一緒に考え、ひとつひとつの指輪に向き合って制作することでした。9年目を迎えたithに集うたくさんの仲間も、お客さまに寄り添うということを大切に、毎日ものづくりに携わっています。

 

でも、本当にひとつひとつの指輪、一人一人のお客さまに寄り添うことができているのかな?自分自身に問いかけることが最近ありました。

 

それは私が出産育児のため、アトリエを不在にしていた時のことです。それまでは、当事者として深くのめり込んでithを見ていましたが、休み中に一歩離れた視点でithを眺めたことが、いいきっかけになりました。

 

8年間の積み重ねをもとに、できることとできないことの線引きをしていないか、自分たちが安心できる環境を整えることを優先して、お客さまを置いてきぼりにしていないか。

 

例外的なことにもちゃんと向き合って対応するためのチャレンジを大事にしていたはずなのに、今あるものに満足してしまっているような気がして、このままでいいのか?と自分の心にひっかかる違和感を感じました。

 

ブランドを‘安定’させるために必要なことと、常に可能性を広げるチャレンジをしていくこと。2つを両立することが、ithの原点である‘お客さまに寄り添う’ということに繋がっていることを忘れずに、新しい道にも挑戦していきたいな、と思っています。

 

 

 

指輪について、どこに相談していいか迷うことがあったら、ithの表参道アトリエへぜひいらしてください。

 

今までの結婚指輪と婚約指輪の制作で培った知識と経験、デザインや宝石学、彫金を学んできたつくり手がいつでも、お客さまの‘こんなことできたらいいな’の声に寄り添って、一生懸命お手伝いします。

 

 

表参道アトリエ

 

 

ith 高橋亜結

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