男性はつや消しのリング、女性は華奢なリングをお探しでお越しいただきました。
男性はつや消しでプラチナのリングをお探しでした。
Piuma《ピウマ》がお好みで繊細な彫り模様がお好みとのこと。ピウマはV字の彫り模様が影になり、浅く繊細に彫ることにより上品に光を放ちます。
幅を細くプラチナでお仕立てすることにより、さりげなくスタイリッシュなデザインになりました。
華奢なリングをお探しの女性は、トップに動きのある形がお好みでした。
その中でもRibbon uno《リボン ウーノ》がお気に入りになりました。トップになるにつれて細くなっている形がリボンのように見え、くびれを作ることで動きを出し、指を綺麗に見せます。
Via Lattea《ヴィアラテア》の輝きがとても素敵とのことでした。ヴィアラテアはダイヤモンドを使い表面に小さな凹凸を作ることで出来るスターダストというテクスチャです。
ベースを逆甲丸という中央をくぼませた形にし、両サイドにミルグレインを施しました。
ミルグレインはスターダストを引き立て、くぼませた部分に施したスターダストは輝きすぎず、夜空にちりばめられた星のような輝きを放ちます。
お互いにお好みのリングを選ばれたお二人。
光の放ち方は違いますが上品で繊細な光り方がどこか少し似ているように見えました。
お二人にもご納品の際に“デザインは違うリングだけどすごく似て見える”とおっしゃっていただきました。
もうすぐ七夕の季節です。
ヴィアラテアの意味は天の川、織姫と彦星を繋ぐ愛の架け橋。
お仕立てしたマリッジリングがお二人を繋ぐリングとなっていただけると嬉しいです。
つくり手 斉藤裕子
Male:マリッジリング / Pt(プラチナ)
Female:マリッジリング / K18YG(イエローゴールド)