お仕立てした指輪です。
実はこの写真のリングボックスは、
お母さまの婚約指輪に使われていたものです。
こちらがお仕立て前のお母さまの指輪です。
ダイヤモンドに光がより取り込まれるように、
6本の立て爪で石を持ち上げるようにセッティングされたデザインですね。
数十年前に職人が丹念に留めたダイヤモンドを、
ithの熟練の職人が慎重に取り外し、新しい指輪に留められました。
たくさん悩まれて女性が選ばれたデザインが、
Cuore《クオレ》です。
ダイヤモンドは4本の爪で留められ、
両サイドにはカップ型の石座にメレダイヤモンドをお留めしています。
洗練さと可愛らしさがつまった指輪で、
キュートなお客さまにぴったりのデザインでした。
天然の鉱物のなかで、最も固いダイヤモンドだからこそ、
何十年を経ても、新たなジュエリーとして生まれ変わることができる。
ダイヤモンドを採掘した人、カットした人、
指輪にダイヤモンドを留めた職人、指輪を贈った女性のお父さま、身に付けたお母さま、、、
受け継がれていくダイヤモンドの指輪って、
いろいろな境遇の人の思いがつまっていて、ロマンチックですよね。
お仕立てした指輪は、ithの真っ白なリングボックスにお入れして、
お二人にお渡しさせていただきました。
これからまたお二人の大切な思い出が、ダイヤモンドに刻まれていきますね。
末永くお幸せに♡
つくり手 遠藤 小百合
Female:エンゲージリング/Pt900(プラチナ)