見積表の中で確認がもれがちなアイテムやそもそも見積表に出てこない費用は案外あるものです。
予算オーバーで焦らないためにも項目チェック&予備費の確保をしっかりとしておきましょう!
うっかり見落としポイントを総ざらい
見積りの項目チェックが甘いと「予想外にかかった」「意外な出費にびっくりした」ということになりがちです。 そうならないように、ここでは分かりにくい項目、見落としがちな項目の代表例をまとめて紹介します。 抜け漏れがないかどうかをしっかりチェックして、希望の予算内にきれいにおさめましょう!
料理のバリエーション
婚礼のコース料理はフランス料理や和洋折衷料理が人気です。 子どもゲスト用のメニューや、ゲストのアレルギーに対処した別メニューの用意など、細かい要望があればしっかり伝えましょう。
フリードリンクの種類
乾杯用のシャンパンや待合室でのウェルカムドリンクは項目追加が必要な場合もあるので、飲物代に含まれるのか、きちんと確認を。ゲストがフリードリンクの範囲外で頼んだ飲物は、後日追加請求されるので心づもりをしておきましょう。
ヘアメイクなど美容関連
ドレスの場合は会場によって異なりますが、和装の場合は着付け料が発生するのが一般的です。ベールを外してヘアチェンジをするにも技術料が発生しますし、新郎には支度料が発生することもあります。人気のヘアメイクリハーサルはもちろん有料です。
買取の可能性がある花嫁下着&衣裳小物
ドレスのシルエットをきれいに見せる専用インナーは、ドレスショップで手配する場合も買い取りのことが多いので、見積りに料金を組み込むといいでしょう。豪華なティアラやドレスの付属パーツなどが別料金になる場合もあります。
ブーケの必要個数
ブーケとブートニアはお色直しも含めて合計何個必要か、ブーケトス用のブーケは必要かなどを確認してください。ブーケプルズ用のブーケはリボンが別料金になる場合も。式後にブーケの保存を望むなら、別途予算に組み込んでみましょう。
定番人気の生ケーキ
生ケーキは人数分切り分けてふるまうため、1個のオーダーでもゲストの人数が増えれば料金が上がることもあります。また会場によっては演出費用という考え方で、ケーキの入刀代がかかります。事前に確認しておくと驚かなくて済みそうですね。
テーブル装花以外の装花代
初回見積りではメイン&ゲスト卓の装花だけを含むことが多いので、ゲスト卓が増えればその分も料金アップします。ケーキ周り、階段、受付、マイク、キャンドルの装花も有料ですし、挙式料に含まれない場合は、チャペル装花代も別途必要になります。
サービス料は人数分に10%がけ
サービス料とは料理や飲物を運び、ゲストが気持ちよく過ごせるようサポートするスタッフの人件費。飲食代や席料に10%かけられるのが普通です。会場によってサービス料の対象になるものが異なることを把握しておきましょう!
お引き上げ料、介添料など
結婚式独特の項目も見積りには含まれます。お引き上げ料とは披露宴後、ヘアメイクを普段どおりに戻す費用です。介添料は椅子を引いたり、衣裳の乱れを直す花嫁のお世話係の費用です。
見積表に出てこないお金
見積表に入ることになかなか気づかないアイテム項目としては、例えばゲストの人数分のチェアカバー代などがあります。
自分でアイテムを手作りする場合は、会場からもらう見積表には料金が含まれてこないので注意が必要です。