結婚式まであと何日?スケジュールの作り方

 

結婚を決めたら、結婚式をする?しない?いつごろ結婚式をしようか?という話し合いがなされると思います。両家に挨拶に行ったタイミングでも、結婚式どうするの?と親に聞かれたりしますよね。

 

挙式の約10ヶ月~1年前からリサーチ!

 

様々な事情で、急がなくてはならなかったり、時期が決まってしまうこともあると思いますが、無理なく準備を進めるには10か月~1年程度の期間があると余裕があるのでオススメです。  

 

1年前がオススメの理由

 

結構前からやるんだなぁ…と思った方もいるかもしれませんが、もちろん理由があります。  

 

希望の日取りで挙式するため

 

ほとんどの結婚式場では、1年くらい前から予約ができます。大安や友引の日柄の良い日や、祝日やゾロ目などの人気がある日から埋まっていってしまいます。複数のバンケットルーム(宴会場のこと)がある専門式場でも、階数の高いバンケットや景色の良いバンケットから埋まってしまいますし、挙式会場も複数の組が入れ替わりになるため、混んでいると挙式会場のタイムスケジュールに合わせての予約になることもあります。また、ゲストハウスなどの小規模会場では、1日に予約できる組数が少ないので、やはり早い者勝ちになってしまいます。  

 

大きな金額が動くイベントなので

焦らずじっくり選ぶ

 

式場見学をする際には、事前にふたりで規模や予算などの打ち合わせをすると思いますが、いざ見学に行き、具体的な金額を目の当たりにすると、日常ではなかなか使うことのない高額にひるんでしまうことでしょう。即決できなくて当然です。初回見積もりは衣装や料理、引出物などほとんどが料金設定の低い方で試算していることが多いので、実際に準備を進めていくと見積もり金額は増えていくことが多いです。項目ごとの説明をしっかり聞いて、どのくらい増えそうかを予想することも大切です。  

 

ゲストの調整ができる

 

友人に結婚式に来てほしい旨を伝えたら、仕事の都合などでどうしても出席できない!という場合もあります。当然来てくれるだろうと思っていた親戚も、なにかの事情で出席がかなわないこともあり得ますよね。招待される側のことも考えて、4か月~6か月前には招待したい旨を伝えるとよいでしょう。その時点で欠席がわかれば別の人を招待するのにも余裕があります。となると、それまでには式場を決め、招待客のリストアップができていないといけないことになります。 また、招待状は挙式の約2か月前に送付し、1か月前に返信してもらうようになりますが、その時点でやむを得ず欠席となることもあります。直前の人数調整にも慌てないように、準備しておくとよいでしょう。  

 

土日は1か月に4回しかない!!!

 

  最大の理由はこれです!「土日は1か月に4回しかない!!!」 式場見学、衣装試着、打ち合わせなど、ふたりの予定を合わせてこなしていかないといけません。平日は仕事、時には終業後に打ち合わせ、土日はどちらも結婚式準備となると、休む暇がなく疲れがたまっていってしまいますよね。都合があわず、手分けして準備をするとしても、ふたりで情報共有しないといけないので、そのための時間も必要です。片方に任せきりになって、ケンカしてしまった…とならないように、準備は早めに始めて余裕をもっておきたいところです。  

 

決めることは盛りだくさん! 直前5~6か月は宿題だらけ

 

  結婚式は決めることがたくさんあります。どれにするか選んで決めるという作業は、時間もかかりますし、楽しいことでも意外と気力体力を消耗します。最初のうちは1年先だから結構余裕あるなぁと思っていても、あっという間に過ぎてしまいますよ。 例えば、衣装が決まらないと、それに合わせて選ぶ小物やヘアスタイル、アクセサリーなどが決められません。会場装飾やお花も衣装に合わせて考えますので、いつまでに何をやるかを順番に進めていく必要があります。 また、細かい打ち合わせにはいると、ひとつひとつ決定していく作業になるので、迷っている時間はありません。何日までにこれをしてください、次回までにこれを持ってきてください、などの宿題も多いですので、計画的に進めていきましょう。  

 

先に知っておくと便利!式場との打ち合わせで決めること

 

  一般的な披露宴を行う場合に決める主な項目を紹介します。  

 

・招待客リスト ・招待状 ・司会者 ・食事の内容、ドリンクの銘柄など ・席次 ・引出物、引菓子 ・演出、プログラム ・ブーケ、装花 ・写真、DVD ・ウエディングケーキ ・BGM ・列席者の着付け、ヘアセットなどの申し込み

 

  ざっと挙げただけでも結構ボリュームありますよね。   筆者の経験からオススメしたいのは、自分に負担をかけないようにすることです。人に頼めるものは頼みましょう。業者に依頼するとお金がかかりますが、自分でやる手間を考えて、上手に利用しましょう。自分で手作りしたいアイテムも、やりたいことの8割程度に抑える感覚にすると、焦って混乱するのを避けられます。手作りアイテムがやりきれなくて、前日まで徹夜したとなると、当日楽しめませんよね。こだわるところと、そんなにこだわらなくてもいいところに分けて考えて、直感でサクサク決めてしまう部分を作ると心にゆとりができますよ。  

 

挙式までのスケジュール

 

以上を踏まえて全体感を見ていきましょう。

 

まずは式場見学から

 

雑誌やネット検索でリサーチして、各式場のブライダルフェアに自分で申し込みます。ブライダル相談カウンターで紹介してもらってもよいでしょう。一日で数件見学ができるツアーもありますが、自分で一日に複数の会場をまわるのは避けた方が無難です。 2か月程度で決めるつもりでいると良いと思います。  

 

衣装を決める

 

何着着るのか、何軒お店をまわりたいのかで、日数かかさんできます。例えば、3~4軒行くとすると試着が3~4回…お店を決めたら、初回で着られなかったデザインの試着…洋装と和装両方着るなら、それぞれに試着予約が必要である場合が多い…ウェディングドレスとカラードレスの試着が別日になることもある…これだけでも6~7回はお店に足を運ぶことになります。2~3か月程度かけて決めるイメージで良いと思います。  

 

指輪は余裕を持って選びに行こう

 

ブライダルリングはオーダーとなる場合がほとんどです。注文してからだいたい2~3カ月ほどかかります。婚約指輪を結納に合わせて用意するなら、結納の3カ月前に注文します。結納をしないのであれば、結婚指輪と同じタイミングで注文してもOKですし、早く身に着けたいなどで婚約指輪を先に購入してももちろんOKです。結婚指輪は遅くても挙式の4~5か月前までには注文するようにしましょう。出来上がりが結婚式ギリギリになってはしまうのは避けたほうが良いためです。挙式3~4か月前は打ち合わせで忙しくなりますので、6か月前くらいに手配するのがオススメです。  

 

いよいよ会場との打ち合わせ

 

会場担当者との打ち合わせは、平均3~4回します。ほとんどの場合、挙式3~5か月前から始まります。そのなかで項目のすべてを決定していきますので、それまでにふたりで話し合ったり親に相談したりして、全体的に考えを巡らせておくと良いでしょう。美容、お花、BGM、司会者などの打ち合わせが、会場担当者の打ち合わせとは別にあることが多いので、結構忙しくなります。その前にできることは済ませておきましょう。  

 

招待状の発送

 

会場担当者との打ち合わせで最初に決めるのは招待状です。デザインを選んで発注したり、自分で作るなら材料を買いに行かなくてはなりません。招待状を業者に頼んだ場合でも、発送作業は自分で行います。  

 

費用の振込み

 

結婚式の費用は、予約時に申込金を払い、残金は挙式直前に振込みとなるのが一般的です。具体的な期日などは会場によっても違いますので、よく確認しましょう。また、直前に全額の支払いが難しいなどの事情があれば、会場担当者に相談しても良いでしょう。   大きなポイントは以上の6点です。 何事も円満に進めていけるよう、余裕を持って計画しましょう。 (参考資料:ありがとうの気持ちを贈るハッピーウエディングBOOK/高橋書店) 

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