結婚が決まったら…ふたりで描く未来予想図

ご結婚が決まったみなさま、この度は誠におめでとうございます。

結婚は新しい人生の始まりとよく言われますが、今まで培ってきた人生経験を活かして、夫婦ふたりで自分たちの家庭を作っていくということです。
いわば、生活そのものですね。これからめぐり合う荒波もきっとあるでしょう。
それもふたりで乗り越えていくのです。

ふたりで人生について話し合おう


育ってきた環境が違うふたりですから、なんでもすんなりとはいかないでしょう。意見の摺り合わせをしていかなくてはいけませんよね。
自分たちの家庭のスタイルをどのようにしたいのか、これだけは譲れないというポイントとともに、ふたりで話し合いましょう。

早めに話しておきたい6つのこと


これからの新しい生活に関するテーマです。

・仕事はどうする?


→共働き?寿退社?仕事をどうするかは生活スタイルに直結します。仕事を辞めるならいつごろがいいか、職場の状況も考えて決めていかないといけませんね。

・子どもは?


→自然に任せる?早く欲しい?何人くらい欲しい?ということも重要な人生設計ですね。子どもが欲しいと思っていたのに、相手はいらないと思っていた、ということが後々発覚すると夫婦の危機にもなってしまいます。妊娠・出産の費用、子どもの学費など、将来的な資金計画も必要になってきます。

・どこに住む?


→実家の近くに住みたい、通勤が便利なところがいい、などの希望のほかに、賃貸にするか、購入するか、一戸建てorマンションなど、話し合いましょう。それによってお金の計画をどうたてるかも大切です。

・家計はどうする?


→家賃、光熱水費、通信費などの生活に必要なお金と、遊興費などのお小遣いなど、どのようにお金を回していくのか、計画をたてましょう。保険や貯蓄、積立年金など、独身時代はあまり考えてこなかったようなことも、これからの人生には重要です。

・家事分担は?


→家事は女性が行うことが多いかもしれませんが、仕事をしていれば疲れもありなかなか手が回りません。専業主婦でも、夫が家事に無関心では、精神的な負担もありますよね。家事はふたりのことと考えましょう。声をかけあって分担できると、思いやりをもって家事ができますね。取り決め通りとはいかないこともあるでしょうから、ゆるやかにルール作りをしましょう。

・実家とのかかわり方は?


→お正月、お盆、お墓参りなど、実家ならではの風習が、どの家庭にもあると思います。相手の実家を尊重したい気持ちもあれば、親戚付き合いは苦手…と思うこともあるでしょう。実家のスタイルを伝えあい、どのようにかかわっていくか、無理のないようにふたりで決めましょう。将来的には同居や介護などの問題もありますので、ふたりが納得できるスタンスを出しておくとよいでしょう。

結婚式する?しない?


ここでもうひとつ、大事なテーマがあります。
それは結婚式をするか、しないか、ということです。

なかには、目立つのが嫌、堅苦しいのが苦手など、結婚式に消極的な方もいるかもしれません。
しかし、新しい生活への幕開けとして、正装に身をつつみ、夫婦の誓いをたてることは、他には得難い感動がこみあげてくるものです。
また新しく家族になる相手の人となりを、親戚や友人に知ってもらえる良い機会にもなります。

結婚式はしたいけれど、あまり高額になるのは抵抗があるという方もいるでしょう。
けれど、いまや結婚式にも多様なスタイルがあります。

お二人らしいスタイルを探し、素晴らしい結婚式となりますように、この『オーダーメイド結婚ナビ』がお役にたてれば幸いです。

結婚式をする理由


ここで結婚式をする理由を考えてみましょう。
みんなに喜んでもらいたい、感謝の気持ちを伝えたいなど、様々な思いがあると思いますが、それをお互いに共有しましょう。当然するべきと思っていた、結婚式に憧れていた、ということもあるでしょう。結婚式をする意味を明確にしておくと、準備も進めやすくなります。今までの自分を見つめなおし、支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちを改めて認識できるきっかけにもなりますよ。

(参考資料:ありがとうの気持ちを贈るハッピーウエディングBOOK/高橋書店,ウェディングのマナーとコツ/Gakken)

 

 

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