クリスマスに向けたプロポーズを計画され、
アトリエにお越しいただいた男性。
じっくりお相手さまのことを考えながら、
意味合いも大切に一つの婚約指輪を選ばれました。
お相手さまのことを思い浮かべながら選んだ指輪
男性からお伺いしたお相手さまのお好みは、
可愛らしいものやワンポイントの控えめなデザインがお好きとのこと。
どの指輪が似合うか、一生懸命に悩まれながら
一つ一つ丁寧にご覧いただきました。
男性が一番いいなと思ったのはFortuna《フォルトゥナ》。
ダイヤモンドを留める4つの爪が、ピンクゴールドのハート形をした
可愛らしい婚約指輪です。
お相手さまに似合いそう、着けているところがイメージできると
最後は直感で選ばれていましたね。
婚約指輪に込められた意味合い
ハートがモチーフだと、
永く身に着けるとなったら可愛すぎてしまうかな…
本当に気に入ってもらえるのか、不安に思われる場面もありましたね。
《フォルトゥナ》はラテン語で「幸運」を意味し、
ローマ神話では「幸運の女神」として登場します。
4つのハート形の爪は四葉のクローバーもイメージさせる、
幸せを象徴するモチーフでもあります。
幸運の意味を持つフォルトゥナに、
「もうこれしかない!」と素敵な意味合いにも共感してくださいました。
婚約指輪は小さなジュエリーですが、
一生に一度の大切な贈り物だからこそ、
込められる思いを大切にされていましたね。
先日、プロポーズのご成功と、
無事にご婚約をされたとご報告をいただきました。
心温まる素敵なご報告に、つくり手として何よりも嬉しく
私もとても幸せな気持ちになりました。
これからもお手元で、幸運の女神が
お二人を優しく見守ってくれることと思います。
末永くお幸せにお過ごしくださいね。
つくり手 中澤