2022.05.13 大宮

年月をかけてお仕立てした婚約指輪と結婚指輪

お二人とのご縁は昨年の夏、

婚約指輪の制作から始まりました。

 

女性のお母様が普段から

誕生石を留めた指輪をご愛用されていることから、

女性もご自身の誕生石をお留めして

婚約指輪をつくりたいとご希望でした。

特別感を感じられるブルーの色味を添えて

 

月や星のモチーフがお好きな女性が 選ばれたのはMoon《ムーン》

 

アレンジとしてお留めしたのは

9月の誕生石であるサファイア。

誕生石を添えてもバランスが綺麗であったことも

お気に入りのポイントでしたね。

 

ブルーの色味が加わることで

特別感を感じられるデザインになりました。

 

 

内側の刻印には

男性の誕生石である6月のムーンストーンを

お留めしました。

 

見えない部分にもこだわりを加えたのは

仲睦まじいお二人ならでは。

年の暮れに

ご予定されていたお顔合わせなども

無事に結び、落ち着いたタイミングで

結婚指輪を作りにお越しくださいました。

 

 

お二人で選ばれたのは

星座をモチーフにしたClasico《クラシコ》

 

初めはストレート形状を

イメージされていたお二人でしたが、

地金を手でこねたようなゆらぎのある形状を

気に入ってくださいました。

月のような質感でお揃いに

お色味はそれぞれのお手元に馴染むように選ばれ、

表面の質感をお揃いにしていくことになりました。

 

お二人のお気に入りは、

金槌で細かく叩いていく質感でした。

 

 

「月みたいですね」と仰った女性の一言から

デザインにより一層、素敵な意味合いが加わっていきましたね。

 

時間をかけてお選びいただいた結婚指輪

ご納品する頃には

お二人のご入籍日である2月22日を迎えようとしていました。

 

すっかり気温も暖かくなり、

指輪はお手元に馴染んきた頃でしょうか。

 

 

これからもお二人のお手元で

ゆっくりと穏やかな思い出を刻まれていってくださいね。

 

末永くお幸せに。

つくり手 石田

 

大宮アトリエ

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