2022.02.12 大宮

鍛造と鋳造、製法違いでもお揃いの結婚指輪

普段のお好みはあまり合わないというお二人。

そんなお二人は、

ご試着の中でお好みを見つけ、

お揃いのデザインを異なる製法でお仕立てしました。

 

お二人のこだわり “ミル打ち”

 

結婚指輪らしくシンプルな中にも

さりげなくこだわりを感じる

デザインをご希望だったお二人。

 

たくさんのご試着の中で

“ミル打ち”をお二人ご一緒に気に入ってくださいました。

 

ミル打ちの施されたデザインは、

コレクションにも多く、

また、アレンジでお気に入りの形状に加えることも出来ます。

 

そんな自由度の高い装飾ですが、

お二人のこだわりは、

“ミル打ちがデザインのメイン”であることでした。

 

中心に一本、まっすぐに打たれた装飾が、

指輪全体を引き締め、目に留まるデザインとなりました。

製造方法の違い

ithでは、二つの製造方法をご用意しております。

 

 

一つ目は、女性の指輪Loto《ロート》をお仕立てした“鋳造製法”

型に金属を流し込み形成した後に、

表面のデザインを作り上げます。

 

ithが始まった当初から続いている製法であり、

ithのつけ心地にこだわった曲線や

細かく繊細なデザインを叶えることのできる製法です。

 

丸みがありつけ心地のいい形状がお好みだった女性、

甲丸形状にこだわり、

ミル打ちの大きさは幅に合わせて少し小さめにアレンジしました。

 

 

二つ目は、男性の指輪Pianissimo《ピアニッシモ》をお仕立てした“鍛造製法”

一本の金属を輪っか状に繋ぎ、

ハンマーで叩いたり圧を加えて作り上げます。

 

力の加わることの多い男性、

強度の安心感と彫金工房フジモリの切削技法から生まれる

すっきりとした平甲丸形状がお気に入りでした。

 

 

どちらの製法も、

変わらず一点一点を職人の手作業でお仕立てします。

叶えられたお揃いのデザイン

普段はお好みが合わず

結婚指輪のお揃い感も諦めていたお二人ですが、

無事にお揃い感のある指輪に。

 

ithならではのひと組が仕上がりました。

 

“鋳造製法”と“鍛造製法”

製法違いのお揃いの結婚指輪

とてもお二人らしいと感じたことを覚えています。

 

つくり手 林

 

大宮アトリエ

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