2017.05.12 大宮

大きさの異なる槌目模様が施された幅広の結婚指輪


槌目模様・プラチナ”・平打ち・つや消し”を共通点として、お二人はリングをお仕立てしました。


それぞれの好みを尊重し合い、“ふたつでひとつ” の夫婦の証であることを大切に想い合う気持ちが、幸せを感じさせます。


男性は大きくのびのびとした槌目が特徴の、Tsutime Natsu《槌目 夏》がお好み。


リング幅を4.0㎜に広げて、槌目がパッと目を惹くリングにしたのも男性のこだわりです。


マットなホーニングでお仕立てすることで、よりエッジが効いてクールな雰囲気になりましたね。



女性はうろこ雲のような小さい槌目が特徴の、Tsutime Aki《槌目 秋》。


中央にはダイヤが1石、星の飾り彫りでキラリと留まりました。


フォルムに角がある平打ちリングでも、小さな槌目のやわらかさと、キラリとしたアクセントで女性らしさも加えています。



内側には、お二人お揃いの言葉にアメシスト1石、寄り添うようにお留めしました。



『今回の主役はあなただから』と、何度も優しく声を掛ける男性。


それを聞いて嬉しそうな、そして少し恥ずかしそうな女性の明るい笑顔がとても心に残っています。


ご納品後に『気に入りましたと』といただいた一言が、本当に嬉しかったです。


槌目は1面1面手で打つことで、またとない温もりを添えてお仕立てできるところが魅力の1つ。


お二人の幸せも、1日1日の日々が積み重なり、世界で1つの特別な形となりますように。


末永いお幸せを祈っています。





つくり手  平島 郁美






 Male:マリッジリング /Pt900(プラチナ)
Female:マリッジリング /Pt900(プラチナ)




結婚指輪 Tsutime Natsu《槌目 夏》


結婚指輪 Tsutime Aki《槌目 秋》

大宮アトリエ

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