2019.02.07 大宮

表と裏で違った表情を見せるマリッジリング

多面体のリングに興味津々のお二人がお仕立てしたリングは、
コレクションのCristallo《クリスターロ》をアレンジしたリングです。

 

 

 

 

 

 

表面の加工が個性的なものがお二人の好みで、
特に小さな面がたくさん作られた多面体のリングを気に入ってくれました。

 

面の作り方は2つあって、
一つは金槌で叩いて面を作る、槌目の加工。

 

もう一つのお二人が選んだ《クリスターロ》は、
ヤスリで面と形を作り上げていく方法です。

 

 

 

 

 

 

金槌で打ち付けた面と違って、面と面の境目がはっきりと表現できるので、
エッジの効いた仕上がりになります。

 

 

 

 

 

 

お二人は《クリスターロ》のヤスリ目を残した仕上がりを半分はそのままに、
もう半分は鏡面仕上げにアレンジしてお仕立てしました。

 

独特な光沢感が特徴のヤスリ目の仕上げと、
ツヤツヤと美しい鏡面仕上げのコントラストが面白い仕上がりになりました。

 

 

 

 

 

 

メンズリングの地金は渋くてかっこいいと気に入ってくれたホワイトゴールド
レディースリングは白さが魅力のプラチナでお仕立てしました。

 

 

 

 

 

 

表と裏で表情が異なる、二人だけの楽しいマリッジリングが完成しましたね。

 

 



つくり手 多田真梨子



 

 

Male:結婚指輪《クリスターロ》/K18WG(ホワイトゴールド)
Female:結婚指輪《クリスターロ》/Pt900(プラチナ

大宮アトリエ

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