賑やかな雰囲気で活気ある神戸の街。
しかし、アトリエに一歩足を踏み入れると
外とは違った落ち着いた空間が広がっています。
入り口の扉を開け、少し奥にある一台の机。
指輪を磨いたりダイヤモンドを留めたりと、
職人が指輪制作の際に使用する
"彫金机"と呼ばれるものです。
卓上にはずらりと工具が並んでおり、
デザインによって使用するものが異なります。
これらの工具を使用し
絶妙な力加減によって施されるithのテクスチャは、
どれも簡単には真似できない職人技。
アトリエのつくり手は、
お客さまの指輪制作を行うことはありません。
しかし、つくり手も知識や技術を身につけ
お客さまが「これだ!」と思える
指輪づくりのお手伝いができるよう、
実際に彫金机に座り、手を動かし、
日々つくりについて学んでいます。
簡単そうに見えても、
実際に手を動かしてみると難しいことばかり。
「どのように作られているのか」
それをつくり手が理解し、お伝えできることで、
手仕事で一からお仕立てする特別さやワクワク感を
より感じていただけるのではないかと思っています。
「この模様はどうやって作られているんだろう?」
そんな疑問があれば、ぜひつくり手に聞いてみてくださいね。
指輪の深くまで知ることで、
より愛着の湧く特別なものとなりますように。
神戸三宮アトリエ つくり手一同