ithの彫り模様のデザインを見てお越しいただいたお二人。
手仕事を感じられる指輪がお二人のこだわりでした。
そんなこだわりのつまった指輪をご紹介いたします。
それぞれの好みとお揃い感
さまざまな彫り模様をご試着いただく中で、
少しずつお二人のお好みが見えてきました。
趣味で彫金をされている女性は、
彫りの深さや光の反射、工具の入り方にまで目を向けながら、
デザインを丁寧に見比べてくださいました。
光を受けてきらりと表情を変える、
繊細な彫り模様がお好みでしたね。
一方で男性は、
落ち着いた印象を与える
マットな質感に惹かれていらっしゃいました。
それぞれ異なるお好みを持ちながらも、
どちらかに寄せるのではなく、
お二人で納得できるかたちを探していきましたね。
お二人のアイデアから生まれたデザイン
いくつかの候補を見比べる中で、
お二人から生まれたのが
どの割合で模様を入れるか、
どのように配置するかを、
お二人で紙に描きながら考えてくださいましたね。
まっすぐな彫り模様の美しさを活かすため、
ベースは平打ちの形状に。
さらに、6つの面に分けて
模様を交互に施すことで、
それぞれの好みとお揃い感の
どちらも叶えるデザインへとまとまりました。
側面は、槌目模様と鏡面とのコントラストにし、
細かな部分までこだわりましたね。
工房にも訪れていただいたお二人
吉祥寺にある自社工房にも足を運んでくださったお二人。
職人が実際に使用する工具や、
ひとつひとつ手作業で仕上げていく工程をご覧いただき、
ithのものづくりをより深く感じてくださいました。
工房では実際に手を動かしながら、
槌目模様や彫り模様の制作を体験いただき、
手仕事の温かさにも触れてくださいましたね。
その時間を経てご対面した指輪は、
より一層特別な存在になったのではないでしょうか。
お二人のアイデアをずっとお手元に
ご納品からしばらく経ちますが、
着け心地や日々の中での表情はいかがでしょうか。
お二人のこだわりから生まれた指輪が、
これからの毎日にそっと寄り添い続けてくれますように。
またお会いできる日を、楽しみにしております。
つくり手 松樹