オーダーメイドだからこそ叶えることができた、
どこから見ても自分たちのこだわりで溢れる指輪。
きっと何年先にも、お手元を見た時に
ふと笑顔で溢れるような、
お二人が考え抜いたデザインです。
今日は、唯一無二の結婚指輪に辿り着いた、
お二人のストーリーを一緒に見ていきましょう。
職人技の光る羽根の彫り模様
お二人が一緒に好きになったのは、
羽根がモチーフの彫り模様。
職人が線を一本ずつ
丁寧にけがいているからこそ、
指の動きとともに
陰影の美しい、柔らかな光が流れます。
お二人は数ある質感の中でも
この繊細な彫りに魅力を感じ、
お揃いすることを決めてくださいました。
洗練されたオリジナリティ溢れるアレンジ
男性は、羽根模様をたっぷりと楽しめる
《ピウマ》をベースに
アレンジを考えることに。
ご試着の中で見つけたお好みは
ミル打ちでした。
小さな粒を指輪の両フチに施すことで、
柔らかな印象から
引き締まったお洒落なデザインへと変化します。
実はものづくりに造詣のある男性。
つくりの難しさや
少しの違いが分かるからこそ、
職人が一つずつ打って入れる
手打ちのミルにこだわりました。
どこから見てもこだわりを感じられるように
男性は、指輪のお色味を
2色にすることに。
通常、内側に色を入れた場合、
着けた時にその色は見えなくなります。
しかし男性は、
「内側の色もしっかり見えてほしい」
というお気持ちを教えてくださいました。
そのご希望を叶えるため、
外側と内側の色を、リングの側面から見た時に
1:1の半分ずつになるようお仕立て。
こうして、正面も側面もどこから見ても
こだわりを感じるデザインに辿り着きました。
お手元での存在感と雰囲気の変化を楽しめるように
女性は、「手元に存在感があるほうがいいな」と、
羽模様にフチのある《アーラ》をベースに
アレンジを施しました。
たくさんのアレンジや配色を
悩みながらも、とても楽しそうに
考えてくださったことを覚えております。
完成した指輪は、着ける向きの
上下を変えることで雰囲気も変わる、
片フチのみのデザイン。
とお話ししてくださいました。
こだわりの指輪とこれからの未来を
お色味に、羽模様。
そして実はこっそり入れている
手の平側の星の飾り彫り。
たくさんのお揃いの中にある
お二人それぞれの個性。
それは指輪をどの角度から見ても
感じることができます。
お二人は、完成した指輪を
「理想通り!!可愛い!」と
何度も何度も見てくださいました。
何十年先にも同じように
お二人が隣で笑い合って過ごせますように。
末永い幸せを願っております。
つくり手 葛西