音楽の名前のある指輪を見つけて
お二人は音楽用語の名前のついた指輪を
ホームページで見つけて、ithにお越しくださいましたね。
趣味のピアノを通して出会ったお二人。
せっかくなら自分達らしい
意味合いのあるデザインがいいなという想いがありましたね。
「初めての指輪選びなので何もわからなくて」と
最初は初めての指輪探しに
緊張されながらお話してくださいました。
二度にわたりアトリエにご来訪いただき
お二人らしさを詰め込んだ
ひと組になりましたので、ご紹介いたします。
長く着けていくことを考えた着け心地
音楽用語の指輪といっても
ithでご用意しているデザインは形が様々。
長く身に着けていく上でのどれが着け心地を考えて、
ベースは《ヴィバーチェ》の形にいたしましたね。
“生き生きと演奏する” という意味のヴィバーチェは、
これからのお二人の人生を
元気に歩んでほしいという想いが込められてます。
大切な家族のモチーフをいれた彫り模様
質感についてお話した際に、
「実は文鳥を飼っていて、家族もデザインに入れたいです」
とお話してくださいました。
羽をモチーフにした《ピウマ》は、
繊細な彫り模様で柔らかく輝いてくれます。
ヴィバーチェの意味合いと合わせて
お手元で文鳥が元気に生き生きと羽ばたいているような、
温もりあるデザインになりましたね。
内側にもお二人らしさを
趣味のピアノを通して出会ったお二人は、
入籍日は8月8日にされたそう。
何故、この日なのかお伺いすると、
ピアノの鍵盤は88鍵にちなんでいることからという
お二人ならではのお日にち。
音符も刻印に入れられるお話をすると、
お二人で考えていただき
8分音符を二つ並べた刻印を一文字入れることにしました。
さりげなくもお二人らしい、
入籍日を表した刻印になりましたね。
ご納品から3ヶ月ほど経ちましたが、
お手元に指輪が馴染んできましたでしょうか。
お二人だけの人生という名の音楽を
これからも奏でてくださいね。
末永くお幸せに。
つくり手 松樹