2024.09.11 Ginza

お互いのお好みを込めた、ひと組でふたつの表情を持つ結婚指輪

まだまだ残暑の厳しい日々が続いておりますが

街を歩くと、秋らしい小物が並び始めて

季節の移ろいを感じる毎日ですね。

 

お二人が指輪探しを始めたのは

冬から春へ、季節が変わる頃だったかと思います。

お二人自身で手作りする指輪も良いけれど、

特別感のあるオーダーメイドの指輪も気になる!と

指輪探しをしていらっしゃいましたね。

 

その中でも、お二人で考えたデザイン

職人がイチからお仕立てするithを見つけてくださいました。

 

可愛らしさのあるくびれの形

 

女性はキュッとくびれのあるデザイン可愛いな、と

漠然としたイメージを持ってアトリエにお越しくださいましたね。

 

 

くびれのデザインの中でも、

特に気に入ってくださった《リボンuno》

中央にくびれを作ることで、

お手元をスッキリ美しく魅せてくれます。

 

お写真で見るのと、実際にお手元に着けてみるとでは

印象が異なることも多いです。

 

ですが、実際に指輪をご試着いただくことで

見た目のデザインだけではなく、

お手元が綺麗に見えるところも気に入ってくださいましたね。

 

“他にはない”特別感のある形

 

アクセサリーを普段全く身に着けないので、

自分の好みがわからない…

そんなお悩みを持つお客様も、ithには多くいらっしゃいます。

 

今回の男性も、たくさんのデザインの中から、

どんなお好みをお持ちなのか

一緒に考えながらご試着していきましたね。

 

 

そして選んだのは、着ける向きによって

様々な表情を魅せる《アレグロ》

斜めのラインを境に、ふたつの質感を楽しめるデザインです。

 

シンプルながらも面白さがある《アレグロ》ですが、

ご紹介していく中で、

「“他にはない”という言葉に弱いんです…!」と

心の内を明かしてくださいましたね。

 

最後に決め手になったのは、

ひとつひとつ手作りだからこそ出来る、

“他にはない”特別感のある形でした。

 

 

お好みがわからなかったご試着前。

沢山の指輪をお手元に着けてみて、

手作りの温かみを感じてくださったかと思います。

 

《アレグロ》槌目模様も取り入れて、

より“他にはない”デザインへと変化を遂げましたね。

 

リバーシブルというお揃いの方法

 

お互いを尊重して、

それぞれが好きなデザインを選びたいとお話ししていたお二人。

 

 

 

《アレグロ》のエッジのあるシャープな印象と

ぷっくりと甲丸形状にアレンジした《リボンuno》の可愛らしい印象。

全く異なる印象の指輪ですが、

実はお二人でお揃いのポイントを作りました。

 

 

 

 

 

《アレグロ》にはくるっと回すと

シンプルな結婚指輪らしさのある鏡面仕上げが現れるデザイン

そして《リボンuno》には

手のひら側にダイヤモンドをお入れして

“リバーシブル”に仕上げました。

 

どのくらいお揃いのポイントをつくりたいかは

人によって様々です。

全く同じデザインにしたい方はもちろん、

指輪のフォルムは揃えて、

お色味違いでお仕立てされる方もいらっしゃいます。

 

お二人は、それぞれがお好みのフォルムに

もうひとつのデザインを加えることで

“リバーシブル”という形でお揃いを叶えました。

 

お二人の思い出を込めたオーダーメイド結婚指輪

 

 

 

お付き合いを始めた春の日に、ご入籍されたお二人。

始まりの季節である春に、

新たにお二人の大切な思い出も増えましたね。

ご納品から5ヶ月の月日が経ち、

お手元に指輪が馴染んできた頃でしょうか。

 

お二人の縁を結ぶリボンと

春の日差しをイメージしてお入れした槌目模様。

オーダーメイドだからこそできる、

お二人の思い出を込めたデザインかと思います。

 

これからも指輪と共に

素敵な日々を過ごしていただけたら嬉しいです!

 

 

つくり手 宮本麻穂

 

Ginza Atelier

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お互いのお好みを込めた、ひと組でふたつの表情を持つ結婚指輪