2019.02.21 銀座

お互いの思いやりがこめられたマリッジリング

 

 

ご入籍日までにリングが手元にあるように、

いろいろとリングを探されるなか、ithに来てくださったお二人。

 

 

お二人とも最初からずっと楽しそうに、

リングの試着をすすめてくれましたね。

 

 

 

 

女性はリボンや、指を長く見せるV字のかたち、

ダイヤモンドが並んでいるデザインと、たくさん悩まれました。

 

男性は迷うことなく、Vivace《ヴィバーチェ》を気に入ってくれましたね。

 

 

 

 

かたちが異なるリングを好むお二人に、

おそろい感がなくても構わないかと尋ねたところ、

“お互い自分が好きなリングをつけてほしい”と。

 

お二人ならではの思いやりを感じた瞬間でした。

 

 

 

 

女性はどのリングもそれぞれに気に入ってくださったので、

男性の思いを聞いたところ、「こっちの方が似合っている」と。

 

その時の女性の満面の笑顔を鮮明に覚えています。

 

 

 

 

これから長くずっと身につける一本を決めるのは、

とても勇気のいることで、わたしたちつくり手も一番悩む場面です。

 

そのなかで、これからを共に歩むお相手の一言が、

心を決めることになりましたね。

 

 

 

 

女性が大切にしているペットの手形を入れるために、

指輪の幅や厚みを微調整して、ダイヤモンドもさりげなくお留めしました。

 

 

Con Moto《コンモート》のきれいなV字ラインが、

本当によく似合われていますね!

 

 

 

 

女性のご要望をにこやかに見守っていた男性の姿も印象的でした。

 

リングのかたちは違うけど、お互いを思いやる気持ちがこめられたデザインになりましたね。

 

ご納品後、男性が転勤でしばらく離れ離れになってしまうと。

それでもリングが元気をくれるとメッセージをいただきました。

 

思いやりにあふれたお二人のリングに携わることができ、

とても感謝しています。

 

 

お二人のリングにこれからたくさんの思い出が積み重なっていきますように。

 

 

 



つくり手 遠藤 小百合



 

Male:マリッジリング/Pt900(プラチナ)

Female:マリッジリング/Pt900(プラチナ)

Vivace《ヴィバーチェ》

Con Moto《コンモート》

銀座アトリエ

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