2018.03.03 銀座

柔らかな槌目を施してお仕立てした結婚指輪



シンプル過ぎないリングがいい!とご希望のおふたり。



おふたりのお好みはカーブがかったフォルム。


斜めに入るラインがお気に入りでした。



男性のリングはまっすぐなフォルム、女性のリングはカーブのフォルム。


斜めのラインが入ったところがお揃いのポイントです。



更におふたりのお気に入り、“槌目”を加えることに。


表面を金槌で叩くことによって生まれる槌目は、金槌の先端のかたちによって異なる面になります。


おふたりにお選びいただいた“槌目”は柔らかな面の切り替わりが特徴の“槌目春”


たくさんある面が反射して生まれる光はおふたりの雰囲気にぴったりでした。



女性のリングには、当初のご希望だったダイヤモンドを一粒。


さりげない輝きがアクセントです。





色や表面の仕上げ方をお互いに歩み寄ると、ベースの形は違うリングでも同じリングに見えますね。


サーフィンをするとお話してくださった男性さま。


完成したリングは斜めに入ったラインや、表面の“槌目”が不思議と波の様に見え、リングがおふたりを待っていたかのようでした。




ご納品時の幸せそうなおふたり。


いつも楽しいお時間をありがとうございました!


またお会いできる日を楽しみにしてします。


末永くお幸せに!



つくり手  漆師  有紀



Male:マリッジリング  pt900(プラチナ)
Female:マリッジリング pt900(プラチナ)


Allegro《アレグロ》

銀座アトリエ

この記事はいかがでしたか?

回答すると、ほかの方の反応がわかります。
あなたはどっち?

この投稿をシェアする

柔らかな槌目を施してお仕立てした結婚指輪