▽ 吉祥寺から始まったご縁
ゴールデンウィークを過ぎた頃、
プロポーズのご相談のために
男性が吉祥寺アトリエへ。
“婚約指輪は彼女と一緒に探したい”
予めプロポーズリングに
興味をお持ちで、
一粒石が際立つシンプルな
“エレガント” を選ばれました。
付き合い初めて3年になるという
お相手へのプロポーズ。
成功を願いながら、
男性をお見送りしました。
▽ お二人揃って、大宮アトリエへ
それから約2週間、
念願の婚約指輪を選びぶために
お二人がアトリエへ。
このときは、
よりお住まいに近いということで
大宮アトリエを
訪ねてくださいました。
お客様のプロポーズが
無事成功し
アトリエで再会できると、
本当に嬉しい気持ちになります。
▽ 自信が持てる婚約指輪
当初目に留まったのは、
《アロー》・《アンティーコ》
そして《ホルン》といった
存在感のあるデザインでした。
“《アンティーコ》くらい、
地金にボリュームがあるといいな”
女性がそうおっしゃるには
理由があり、
ご自分の手の大きさを
気にされていたのでした。
婚約指輪は一生もの。
他者からは全く気にならなくても、
ご本人が堂々と身に着けられる
お気持ちに寄り添うデザインを
探していきました。
▽ 試着で導き出されたデザイン
お好みのデザインと
指元でのボリュームを考え、
《カラー》と《プティクル》を
新たにご提案しました。
《カラー》は《ホルン》と似ていて
リングアームがV字ライン、
《プティクル》は《アンティーコ》の
両サイドにメレダイヤを
足したようなデザインです。
試着してみると、
花のようなかわいいと
《プティクル》が第一候補に。
しかし、指輪自体の華奢さが
どうしても心に引っ掛かかります。
そして辿り着いたのが
《デイジー》というデザイン。
フラワーモチーフ・サイドメレ・
V字のシルエット、そして
程よいボリューム感により
女性の悩みを払拭されましたね。
お色味をイエローゴールドに
アレンジすることで、
より指馴染みよく
花のモチーフを引き立たせました。
たっぷり試着を重ね、
女性が自信を持って身に着けられる
ご納得のデザインが見つかり、
とても嬉しく思います。
▽ 結婚指輪もご一緒に
婚約指輪が決まったところで、
さらに結婚指輪も
選ばれることに。
実は候補があり、
気になっていたのは《ミルグレイン》。
お二人で試着してみると、
男性もプラチナよりも
イエローゴールドがお似合いに。
さらにお二人それぞれ
イメージに合わせて
リング幅を調整された結果、
お揃いのデザインに決まりました。
▽ 本当に似合う指輪を
お気に入りのデザインが
しっくりこないところから、
指輪選びがスタートしたお二人。
違和感を丁寧に解消し、
“好き”と“似合う”を
兼ね備えたデザインを
見つけることができました。
完成したのは、
アンティークムードの結婚指輪と
婚約指輪の組み合わせです。
“イメージ通りの素敵な指輪を
作ることができました”
指輪の完成時にいただいた
素敵な笑顔とお言葉に、
わたしも幸せを感じています。